あらすじ
本好き公爵令嬢アルティナに王子との婚約話が舞い込んだ!
だが、いくら嫌だと訴えても誰も聞く耳を持ってくれない。
だから声が出ないとウソをついてみた。
すると婚約話は流れ、図書館に入り浸っても咎められず……これって大勝利?
そう喜んだのも束の間。無口で謎多き司書長のシジャルにウソがバレてしまい!?
――私の人生終わりましたか?
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感情タグBEST3
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兄から突然望まない婚約話をされた読書好きのアルティナ。兄から逃げようとして転倒し気絶してしまってからアルティナの抵抗は始まります。婚約を回避するため声を封じたアルティナは王立図書館で出会った司書シジャルに実は声が出ることがばれてしまいますが、彼は秘密を共有し様々な場面でアルティナを助けてくれ、徐々に2人の距離は縮まっていくのです。シリーズ全巻読みましたが、さらに続きが読みたい作品の一つです。
可愛い!
本好き美少女と最強の司書長のお話
主人公が呆れるくらい可愛らしです!
本人が気づいてないので、余計に純真な可愛らしさを周りに振りまいて、皆を虜にしていきます。
司書長は実は文武両道だけど本が好きすぎて、それを隠して(?)司書をしてます。
今回はあまり戦うシーンがなくて、実力がいまいちわかりませんが、今後活躍するシーンがある事を期待してます!
ハイスペックヘタレイケメン最高
ヒロインのアルティナの可愛さが半端ないです。シジャルに何とか振り向いてもらいたくて頑張る姿が良いです。
シジャルのヘタレ具合がツボりました。そこまでハイスペなのにナゼにそこまで自己評価低いのぉ〜と思いつつ、何故かソコが良い!
ストーリー内で変に虐められたりしないので落ち着いて読めるのもオススメポイント。
異世界物でも、転生、召喚もの、悪役令嬢ものはちょっとな〜、と思ってる人にオススメです。
可愛いは正義
芯はメチャクチャ強いのに見た目も言動も可愛いヒロイン。実はメチャクチャ規格外に出来る男なのにヒロインに対してはヘタレで鈍いヒーロー。
これだけで面白そうですよね。実際面白かったです!
ヒロインの家族もヒーローの家族もみんな個性的で素敵でした。使い魔の蜥蜴さんも精霊さんもフェンリルさんも良いキャラで大好きになりました。
物語も新鮮で面白かったのですが、真犯人がどちら様?って感じで突然降って湧いたので驚きが無かったです。
せめて頭の片隅に違和感くらい残るようなフラグは立てて欲しかったかなぁ。プレゼントの犯人探しも有耶無耶で終わってしまったし。
でも面白かったので次巻も楽しみです!