あらすじ
★昭和の常識、もうおしまい! 累計20万部突破「問題地図」シリーズ著者・沢渡あまねの新境地
「郵送」「印刷して配布」
「とりあえず打ち合わせ」
「手書き」「メールを送ったら電話で確認」「押印」
「メール添付で圧縮してパスワードつけて、パスワードは別送」
「ひたすらテレアポ」「とにかく相見積り、コンペ」
「年末年始の挨拶や表敬訪問」「スーツ&ネクタイ」「ダイバーシティごっこ」
ちょっと待って、それってホントに必要ですか?
仕事のスピードを遅くし、時間をムダにし、成長機会を奪い、社外の人とのコラボレーションを邪魔し、優秀な人を遠ざける慣習やルール――それが、“仕事ごっこ”。
これまでの常識を、シニカルなものがたり+ツッコミで、笑い飛ばしながらアップデート!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サクッと読めて、自分の職場に当て嵌めて色々考えさせられました。過去から続く慣習に対して、思考停止状態になっている事がとても多いと気づけたので、この本の中で言われている事を一つでも実現して、良い会社・良いチームになれるようにしていきます。
Posted by ブクログ
仕事の場で当たり前のように行われていることが、本当に必要なの?と鋭く指摘している本です。
童話のようなストーリーで皮肉たっぷりに書かれていて、面白く読めます。
組織・会社を変えるには一般社員ではどうしようもないことも多く、上層部がぜひこの本を読んでほしいと思いました。
まずはどうやって上司に読ませるか考えます。
Posted by ブクログ
あるある!今すぐ止めたい、そんな風習が盛り沢山。働く全ての人に読んでこの世からこんな風習を消してほしい。手書き、FAX、電話、押印、圧縮してパスワードは別送。意味のない事はもうやめよう。
Posted by ブクログ
表紙、本文中内のイラストどこかで見たことあるテイストだなと思ったら、「問題地図」シリーズで目にしていた白井匠さんでした。本書の内容は「はじめに」に尽きる。問題点、どうやって解決すればよいかが数ページの童話風物語で書かれているので分かりやすい。あまり本を読まない、あるいは、この手の本をあまり読まない「偉い人たち」に読んでもらいたい。そして「そうは言ってもうちでは……」なんて言ってないで、どんどん認識をアップデートいってほしい。またアップデートする人が増えていってほしい。
Posted by ブクログ
具体例が多く、わかりやすかった。ハッとしたことも多数。特に仕入れ先様への相見積もりや提案の流用。
自分の工数削減だけでなく、仕入れ先様の工数削減も必須!!
トータルでごっこを無くすぞ!
Posted by ブクログ
著者の考えにほぼ同意でした。特に「モチベーションを上げようとするより、モチベーションを下げることをやめたほうがいい」はその通りだなと。やれることはまだまだあると再確認できました。
Posted by ブクログ
「マネージャーの仕事は、チームに能力と協力と余力を作ること」
この一言凄い刺さった。
上からの言葉だけトンネルする、丸投げで逃げる人も本当はそんな暇が無いって思いもあると思うのですが余力が無いって事は他に逃げられる(優秀?な)人はドンドン抜けるし、辞めていく。
諦めて主体的にはならず必要最低限の事しかやらなくなる組織になる…。
仕事ごっこは全員で辞めよう。
Posted by ブクログ
会社の研修で沢渡あまねさんの研修あったので
読んでみました。
添付ファイルを外部に送信するとき、暗号化してzip 化してパスワードを後から送るってうちの会社そのままじゃんて思った。
情報システムの課長とか読んでくれないかな?
本の内容としては少し難しい話をわかりやすく物語風に書いてあって面白かった。
Posted by ブクログ
在宅中に読んだ1冊ですが、薄めで物語形式に説明がされていて分かりやすいです。
普段仕事で当たり前に行っている合理的でないことや矛盾を取り上げ
鋭く断じている1冊で、この変わらないといけない今こそ読んだ方がよい本ではないかと思います。
Posted by ブクログ
この本を読んで、「うちの会社は大丈夫」と思えるケースは、本当に大丈夫な場合と、大丈夫じゃないけど気付いていない場合な気がします。
しかも、前者はまれなケースだと思います。
うちの会社も、「ごっこ」なところ、残念ながらいっぱいあります。
歴史がある分、やむを得ないところもあるので、1つずつ変えていくしかないかと。
Posted by ブクログ
当たり前にしている仕事(作業)は、本当に必要か? 寓話に例えて、その不要さを示してくれる
自分(自社)は、ここまで酷くないと思いがちだが、別のところで同じことをやっている可能性大
気づかない・見えない=習慣化、隠れている=日常、気づくきっかけになるか?
Posted by ブクログ
いつも漠然と感じている不条理を、思わずこれよ!そんなのよ!と文書化してくれる一冊
非合理的で形骸化した仕事を、こうしたらいかがですか?と何度提案してきたことか… その度に何だかんだと理由を付けて今まで通りのいかに多かったことか…
これは平易な言葉と昔話になぞらえて読みやすく書いてありますが奥が深い本です
Posted by ブクログ
課内でまわし読みされた本。
とても面白くて全く笑えない。
働き方改革を推進する際、つい社内の制度にばかり目が行きがちだけど、協働する相手の時間・機会を奪っていないかっていう視点も重要だと気付かされた。
Posted by ブクログ
以前から続いている慣習や見直しを行わない、それすなわち思考停止である。
生産性を上げるには?の解につながる良書。比較的薄いのですぐに読め、かつ実践的な内容である。
とはいえ、決定権がある人にこの本を読んでもらわないといけないし、そういう人は大体思考停止をしているという大きな矛盾も改めて感じている。
まずは自分の影響力の範囲で、できることから始めていくのがよさそうである。
Posted by ブクログ
いわゆる「ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー」にはびこる無駄な習慣や非効率な業務をいちど見直してみましょう、という主旨の本です。
外部の人間が第三者の目で見てみると明らかにおかしいと感じたことも、組織の中に入り込んでしまうといつの間にかそれが「当たり前」になってしまうんですよね・・・
組織に所属していながらも、組織の常識に囚われないゼロベースの考え方や、客観的な視点を失わずにいたいものです。
Posted by ブクログ
ありがちな時代遅れや形骸化をした慣習の指摘とその影響を説明している。何が時代遅れとされているか?を理解するために役立つだろう。
問題を理解できていない人でもわかるように童話仕立ての事例紹介や噛み砕いた表現を使っているが、まわりくどくてかえってわかりづらい面もある。また、習慣への評価や指摘に偏りがあり、それが本当に問題なのか?という点は本書を鵜呑みにせずに読者が判断するべきだと思う。
Posted by ブクログ
昔話風の小話と解説が12話ある。
小話は著者によると『あそび』の部分である、とのこだが、正直言って蛇足。だれをターゲットにしているかがボケるし、情報量を少なくしている。
別書に『問題地図』シリーズがあることから、そちらの入門版と思われるが、同様に最新作と考えると物足りないだろう。
内容は職場の無駄あるある。将来のためにも止めていこうという呼びかけには大いに賛同するが、対案まで行き届いていない。
Posted by ブクログ
生産性やモチベーションを低下させる仕事や慣習、協働や組織、そこで働く人の成長を阻害する仕事や慣習を廃止し働き方をアップデートする…。そうでなくちゃ。自分やうちの組織も常に見直しが必要!
Posted by ブクログ
タイトルが全てを表している。
日常の業務で思考停止せずに見直しをかけていこうという主張はもっともで納得できるし、自分が何ができるかを考えるきっかけによかったと思う。
内容はあらすじまでで全て言い切っていて、お伽話も後半になる程キレがなくだれてきたかなという印象。
Posted by ブクログ
シンプルで読み易く分かりやすい。うんうん、あるある。
多様と言うなら古い考え方と新しい考えのコラボレーションが必要。お互いに全面的に否定しないで、いい所を融合し合えば良いんだけど。これが難しい〜。
Posted by ブクログ
コラボレーションを邪魔するものを「仕事ごっこ」と名付け、桃太郎などの童話と解説でおもしろくいやみっぽく紹介している。手書き、資料作成、会議、履歴書や申請書、ビジネスマナー、テレアポ、コンペや見積もり、年末年始挨拶、表敬訪問などの無駄を指摘している。
Posted by ブクログ
自分の職場が慢性的にやっていることが仕事ごっこだったのかと確認ができる。
ただ、改善策はありきたりなことしか書いていない。
あくまで仕事の方法を改善する為の気づきにしかならない気がする。
Posted by ブクログ
章ごとにある失敗物語は、あまりうまい例えになっていない不要。
確かに旧態依然とした悪しき習慣はたくさんあるけれど(うちの職場なんてホントに多い)、基本的にはケースバイケースで取捨選択すべきだと思う。
この本のよくないところは、デメリットのみを強調してただただ悪いことと断じているところ。
この本を読んだ真面目な人が、ハウツー本か何かと勘違いしてすべて実践して失敗してしまうことを心配してしまう。
Posted by ブクログ
絵本のような装丁です。
でも、書いてあることは、日本のサラリーマンとして働いてきたひとたちにすごく根源的な変革要求です。
今まで仕事として教えてもらったこと、教えてきたことの大半は「仕事ごっこ」だと気づきます。
「これがノウハウである」、と胸を張っていたことが、「仕事ごっこ」に変わっています。
それなのに、ちょっと気を抜くと、イマドキの若者は~できない、と責任転嫁したり、「もっと提案してこい」と叱咤したり、意識統一をはかったり、、、してしまいがちです。
恐ろしいです。みんな意味がないどころか、無駄です。
合理的に物事を進めるために、何がいらないことなのかを考えるようになります。すると、そもそも自分たちが働き始めたころに「?」と思ったことがそのままおかしかったことに気づかされます。
今までそういう働き方をしてしまった自分、を変えられるのか。
今から先も価値ある人間として生きていけるのか。
自分の存在価値を何に置くかによって、答えは違ってくるはずです。
探さなければ、と感じます。
自分の価値を。
Posted by ブクログ
日頃から感じている仕事の無駄な慣習に関して指摘してくれている本。「あるある」「わかるー」と思いながら読んでいた。難しい言葉はないので読みやすかった。
Posted by ブクログ
当たり前と思っている仕事を冷静にみると、それ必要か?と思えるものが沢山ありますね。でもそれを気付けるようになるには、どうしたら良いのかな?そこが一番知りたいですね。