あらすじ
鬼神降臨まで、あと一年足らず。甚夜はみやか達との高校生活を楽しみながらも、吉隠の作り出す“捏造された都市伝説”の退治に追われていた。そんな中、クラスの中でも派手なグループに所属する桃恵萌が、なぜか接触を図ってくる。まったく接点のない彼女が甚夜を気にする理由は、意外なもので…!? 懐かしい面々との出会い、因縁の相手との死闘……読みどころ満載で送る人気和風ファンタジーシリーズ第十三巻!
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Posted by ブクログ
吉隠と甚哉の長き戦いが終わった。吉隠は巫女として村人を守っていたがあまりにも偉大な力の為村人に恐れられ殺されて復讐の為に怪異となった。誰もが愛される為に生まれてきている。そこが無くなると怪異になってしまう
Posted by ブクログ
懐かしさ溢れる巻。
三代目秋津染吾郎の伝言。しぶとさを証明した三代目秋津染吾郎と十代目までの歴代秋津染吾郎達に感謝。
秋津染吾郎という誇り。鬼の親友という誇り。
この感動を言葉に出来なくてもどかしい。
四代目が伝言を持っていく役目を子孫に託したのが嬉しい。七代目で途切れてしまったのは悲しいけど秋津染吾郎と伝言は継がれた。そして今、想いと心が三代目秋津染吾郎の親友に届いた。とてつもなく嬉しい。
秋津染吾郎ばかり言ってますが桃恵萌ちゃんの人となりも好きです。自分をしっかり持っていると言いますか。秋津染吾郎の想いと心を届けるために自分自身の目で見極めた。
職業が刀。これはパワーワードと言って間違いないのでは?
ただいま、とおかえり。
心が満たされる素敵な挨拶。
コンビニの店長さん。腕の心配は無いけれど。
甚夜の言う「首」とみやかちゃんの言う「クビ」の意味が違い過ぎて。物理的と契約的な差はでかい。
普通の夏。友達と海で遊ぶなんともない夏。
でもそれが初めてで楽しそうで嬉しい。
そんな時もあって良いじゃない。
いつかの天女との再開。ただ懐かしい。
職業が刀時代の知り合いとの再開。
懐かしさと成長を感じる。
終わらない夏休み。
みやかちゃんが会った人、すれ違った人達は甚夜と縁がありもう会えない人達で、でもそれをみやかちゃんは知らなくて、目が覚めたら忘れてしまうけど、それでも嬉しい。
さとるくんが少し不憫。
よくない都市伝説だけどまさか斬られるとは思わんでしょう。
本当のところは誰にも分からない。
けど、そうであればいい。
都市伝説とそれを倒す都市伝説。
甚夜はどちらにも居そう。