あらすじ
WOWOWにて実写ドラマ化決定! 2020年5月より放送予定! 監督:品川ヒロシ 主演:大谷亮平、武田玲奈ほか。シリーズ累計300万部突破の大人気異世界グルメファンタジー第6弾! 古都の季節も移ろい、冬がやってきていた。新たな運河を海まで通す計画が進む中、侯爵家の当主となったアルヌも、古都がより良くなるように邁進している。そんなアルヌには婚約者がいる。〈凍てつく島〉と呼ばれる北方の国にいる〈銀の虹〉の髪を持つ乙女なのだが、その地方では古くから、男が女を攫うようにして結婚をする「掠奪婚」の風習が残っていた。アルヌはこの結婚、一体どうするのか。新規書き下ろし収録の文庫版です。※この作品は以前配信していた、同名の作品と同じ内容となります。重複購入にご注意ください。
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子供の恋愛と大人の恋愛
幼い夫婦の話しがすごく好き。
自分ばかりが妻を好きなのだと、妻の為に一生懸命なマクシミリアン。
でも、実際は…。
そして、大人の恋愛はかなり物騒な展開で、ノブの面々も巻き込まれて…。
しかし騒動の発端は思いを拗らせたせいで、それが分かってめでたしめでたしかと思いきや、まだそこで騒動は終わらず…。
騒動の決着もまた、美味しいものでした。
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ハンスの豆腐の話が次なるステージを予感させる。神域の女性のお墨付きとともに、薄揚げは美味しくなる。古の蛮習「略奪婚」がのぶと〈四翼の獅子〉亭のコラボを生む。「私は、待っていた」と戦斧一閃、略奪の首謀者(笑)オーサ姫様がその想いを叫ぶ。アルヌとオーサの影が一つになる。略奪の闘いが「宴」に変わる。読んでてニヤニヤしてました、こういった喧騒の中での祝い事は楽しい♪信之もしのぶに?
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古都(アイテーリア)では、既存の使い勝手が非常に悪い運河の
代わりになる運河を作ろうと計画が進む中で、
伯爵家アルヌの婚姻や、2つの水運ギルドの問題など、
いろいろと問題が浮上する中、信之やしのぶにも
様々な思いが巡る。
主となる話に、箸休め的な話。
ハンスの努力が実を結び始めたり、
居酒屋のぶの看板メニューの一つ、天ぷらに関する新展開など、
色々なバラエティに富んだ料理の数々は、鳴りを潜めているものの、
客をもてなすのぶの面々や、信之のゆきつな時代の経験などが、
話しに盛り込まれていて、楽しめました。
Posted by ブクログ
居酒屋のぶには、日々美味しい酒と肴を求めて人々が集う
彼らが美味しそうに食べる様子が目に浮かぶ
毎度のことだけれど、空腹時に読むと破壊力がヤバい!
人々の繋がりにも心がほっこり、優しい気持ちになれる
食べ物から繋がる絆、良いものです
そしてそして、エーファちゃんいい子すぎてこんな妹が欲しい(切実)
Posted by ブクログ
実写ドラマ化も決定した異世界居酒屋のぶの文庫版6冊目。新たなキャラが増えてもタイショーの料理がみんなを魅了するのは変わりありません。お客さんたちの魅力も素晴らしい。人が飲みに行くということはいろんな理由があると思いますが、人との関わりってのはその大きな理由のひとつな気がします。
Posted by ブクログ
飯テロは言わずもがななんですが、これ結構間に挟まれる恋のお話も甘々ですね。
個人的にはコンラートとセレスがめちゃめちゃ仲睦まじくてお気に入りの組み合わせなんですが、今回の後半に出てきたアルヌとオーサも中々に情熱的で良いですねぇ。
Posted by ブクログ
冬が近づく古都アイテーリア。新たな運河を海まで通す計画が進む中、侯爵家の当主となったアルヌも古都のため邁進している。
そんなアルヌの婚約者は、北方の国にいる<銀の虹>の髪を持つ乙女なのだという。その地方では、古くから「掠奪婚」の風習が残っている。アルヌのこの結婚は、いったいどうなるのか……。
異世界に繋がってしまった居酒屋を舞台とした小説、『異世界居酒屋「のぶ」』の6冊目です。
かつての常連客がいつの間にか従業員になっていたり、転職していたり結婚していたり。居酒屋「のぶ」という場所やそこで出会った人たちを通じ、緩やかに関係が変わっていき、誰もが成長し、いい方向へ進んで行く。
おいしそうな料理ももちろんですが、時間はどんどんと、ゆっくりですが確実に進んで行くのに、全体的に陰りや不安という要素が薄いのがお勧めポイントです。
優しい人ばかりで、ふわっとうまい方向へ流れていくので読んでいて癒されます。疲れない。
こちらの巻では、侯爵・アルヌのプロポーズシーンが素敵でした。情熱的で。
上手くいったらいいなーと思えるペアが他にも何組かいるので、この先の人間関係も目が離せません。
なお、コミカライズ版も可愛いのでそっちもおすすめです。
Posted by ブクログ
今回は秋から冬にかけての物語だ。
今までの1話完結型の物語はなりを潜めて連作的なアプローチが取られている。そしてクライマックスには壮絶な戦闘なんかもあって迫力満点である。それでもやはりのぶは変わらず料理と酒の店(まあ、居酒屋だからというのが一番大きいのだが)、緊張感漲る話にトリアエズナマの一杯が実に美味そうである。
異世界居酒屋のぶ
漫画も小説もほっこりさせ、お腹がすいてくる。一癖も二癖もあるキャラクター達がノブで食事をする事により、問題解決や気持ちの整理がついていく。こんな馴染みの店があれば、仕事帰りが楽しく翌日の活力になるだろうな。
Posted by ブクログ
とりあえずトリアエズナマから〆のとうめしまで。美味しいものを食べて心ゆくまで飲む、幸せですなぁ。
ごちそうさまでした。
肩をめた??
肩をすくめた かな
料理の美味い下手??
美味い不味い か
上手い下手 か 上手下手 かな
Posted by ブクログ
居酒屋のぶ 第6弾!
今回は秋から冬にかけての物語!
かつての常連のハンスはタイショーの右腕として成長し、その友人のニコラウスもギルド職員として定着して、ベルトボルトさんが少し寂しいのではと思っていたところ、新たな衛兵隊が常連となる・・・
かつては、頼りなかったギルドマスターの一人、ラインホルトもいつのまにやら、ゴドバルトに負けず劣らずとの成長を遂げる
飲んだくれのボンボンかと思いきや領主として頭角を表すアルヌ侯爵
多少の山や谷はあるものの、荒みや翳りの無い小説を読みたいなぁと思う人にお薦め!
注:トリアエズナマと若鶏の唐揚げが食べたくなるのは必至です!