【感想・ネタバレ】第五の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル5のレビュー

あらすじ

フランス・ルネサンス文学を代表する作家ラブレーの記念碑的傑作──爆発的な哄笑と荘厳とが交錯する不思議な文学世界の魅力を伝える新訳、完結。「聖なる酒びん」のご託宣を求めて大航海へと船出したパンタグリュエル一行は、難儀な教皇鳥や司教鳥の飛び交う“鐘の鳴る島”、刀剣の類が実る大木の茂る“金物島”などの異様な島々を巡り、ついには神託所に到達してお告げを解き明かす。奇想あふれる版画「パンタグリュエルの滑稽な夢」全120点を収録。

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Posted by ブクログ

これは凄いとしか言いようのない,荒唐無稽かつ超博識な文章である。カタログが延々と続くところなど,テキストの驚異の入り乱れがまたとれる。

また,ルネサンス文学の研究において,だいぶ前の翻訳者の渡辺一夫から,現代の宮下志朗へと継がれていったことも良いことだと思う。

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2023年12月25日

Posted by ブクログ

他の作品に比べて「わたし」がでしゃばりすぎ
パニュルジュ、ジャンら魅力的な登場人物が急に動きをやめて色あせる
著者(ラブレーに在らず)の自己主張の必死さが表に出てる

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2013年02月20日

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