【感想・ネタバレ】弥助、命を狙われるのレビュー

あらすじ

「近いうちにおまえの愛しいその子を奪ってやるわ、白嵐」妖怪奉行所の牢獄から脱獄した女妖は、そう告げて姿を消した。以来、太鼓長屋に住む弥助は、養い親である千弥の過保護ぶりに息が詰まりそうだった。自分の命が狙われているのだ、弥助だって怖くないわけはない。だが、あんな女のせいで怯えて暮らすなんていやだ。意地でも普通に暮らし、妖怪の子預かり屋の役目も果たしたい。月夜公の強力な結界が張られた長屋の領域から出ないことを条件に、しぶしぶ千弥も弥助の願いを聞き入れたものの……。大人気のお江戸妖怪ファンタジイ第8弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

妖怪の子預かり屋シリーズ第八弾。

いよいよ、まがまがしい妖妃が弥助を襲いに来る。
愛する者の笑顔が手に入らないとなれば、
憎しみのまなざしで良い。
骸で良い。
愛する者の笑顔を受け取った者は、
苦しめてやる。
大事なものを奪って、絶望させてやる。
と、見事な悪女っぷりだ。

相変わらず、娘御に縁がない烏天狗たちもかわいいし、
弥助を守った朱狗の付喪神もかわいかった。

一時的にうぶめから目玉取り戻した千弥は、
どんな報いを受けるのだろう。

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2020年08月28日

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