あらすじ
VRブームはこの本から始まった!
進化を続ける「もうひとつの現実」を読み解く
【豪華鼎談収録】
廣瀬通孝(東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター長)
GOROman(株式会社エクシヴィ代表取締役社長)
【内容紹介】
Google、Apple、Facebook、Amazonなど、
名だたる企業がVRに参入している。
VRが普及した未来の世界はどうなるのだろうか。
実用化が進むVRだが、その多くの
コンセプトは研究初期と変わっていない。
当時を振り返りながら今後の発展を見据えることで、
「VRが本当に目指していること」を理解できるだろう。
本書では、VRを取り巻く技術革新の系譜をまとめ、
大きな全体像の中にVRを位置づけることで、
テクノロジーとしての文脈を明確にする。
日本のVR研究者、開発者、ビジネス関係者に
読み継がれてきた史上初のVRの本『人工現実感の世界』(工業調査会)。
大幅な加筆を行い、待望の再版。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「人工現実感」の歴史を知りたい人におすすめ
【概要】
●コンピューター側だけでなく人間側の感性という側面に注目して記載
●第1章 歴史的な経緯
第2章 日米の研究の現状(1990年代~)
第3章 マーケットにある製品を通した現状
第4章 現在から未来への旅
【感想】
●VRの歴史が細かく書かれている。
●記載されている技術が最新かどうかは不明である。
●コンピューターと人間の究極のインターエースは人間の身体そのものだ、という哲学的な話を聞くと、読み手よりも書き手の自己満足感を満たすための書物とも感じ取れる。
●どういった分野に応用可能なのかもう少し将来的な展望を知りたかった。
Posted by ブクログ
人のテクノロジーを繋ぐVR、これまでの試行錯誤、挑戦の歴史。VRというとオールデジタルが直感的にあると思うものの、実際りはリアルとデジタルを繋ぐ必要があるので、試行錯誤の歴史はリアルとの接点という部分がとても興味深い。
Posted by ブクログ
VRに関する歴史を紐解いた本であり、アメリカと日本を中心に
過去の研究を時間軸で説明してくれている本
ビジュアルイメージも使用されているので
当時の研究がどういう目的をもってやっていたのかわかる
本を読んでいて思ったのは、昨今のブームであるVRやARの原型は
やはり過去を遡ると研究ベースでは行われていて
通信の高速化や、ソフトウェアの進化により、ブラックボックスが増えていっているだけであり
逆に考えると今ブームになっているトレンドに関する歴史を遡る事で
今のテクノロジーの進化で補える部分が相当数あるということに繋がると思う
そう考えると、過去の論文や研究をいかに進化させることができるか、という目線で追う事が重要だと感じ
論文や研究を追う時の観点が新たに付加されたイメージ
そういう意味で、気づきを与えてくれた本ではある