【感想・ネタバレ】自殺予定日のレビュー

秋吉理香子

「美しく強かな継母が父を殺した」再婚してわずか一年半足らずで父が急死。遺産とビジネスを受け継ぎ生き生きと活躍する継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信した。彼女は自らの死をもって継母の罪を告発しようと決意する。しかし自殺の名所として有名な山奥の森で首を吊ろうとしたところ、かつて同じ森で首吊り自殺したという“幽霊”と出会い、裕章と名乗る彼に継母の罪の証拠を一緒に探そうと提案される。瑠璃が決めた期限以内に見つからなければ、その時死ねばいいと。六日後──それが瑠璃の自殺予定日となった。継母の罪を暴き、父の無念を晴らせるのか？！ すべての予想を裏切る、一気読み必至の傑作ミステリ！／解説＝池上冬樹

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトルに反して爽やかでびっくりしてしまった。読みやすいし、キャラクターも可愛い。あと風水とか六曜とかがシンプルに面白い。

[ブクログ · ★★★☆☆]

母親が亡くなり、父は再婚した。
再婚して1年半足らずで父が急死した。
遺産とビジネスを受け継いだ継母を疑う
主人公の瑠璃。
瑠璃は、自殺しようと決意するが
裕章に出会う。

後半で明かされる真実。
父は自殺をし、継母は自殺を隠そうとしていた。

瑠璃は、継母と和解し、ハッピーエンドを迎える。

序盤は、ホントに怪しかった継母。
だけど、瑠璃を想い、隠そうとしたことで
思い違いをしてしまった瑠璃。
そんな2人が和解したのは良かった！

ストーリーも面白かった！

[ブクログ · ★★★☆☆]

何か不穏な空気がするタイトル。父が義理の母に殺されたのでは？警察も頼れない、自らの死で訴えるしかない！と自殺を考える主人公。しかし、最期を迎える場所で出会ったのは幽霊の男子だった。事件の真相を探ろうじゃないか。その期限は一週間後と約束して。

暗いお話かと思いきや、幽霊男子が出てきて助言をくれたりと、ポップな要素もあって重たくなりすぎずサクサク読めました。感想を書こうとするとネタバレになってしまうので、どう書いたものか(笑)