【感想・ネタバレ】ぼくを忘れないでのレビュー

あらすじ

ぼくには仲良しの兄・サイモンがいた。でも死んでしまった。ぼくはサイモンに会いたくてたまらない。19歳になったマシュー・ホームズは、統合失調症の治療の一環として、自分自身について書いている。大好きだった兄サイモン、ダウン症だった彼の死は、幼かったマシューの思いつきがもたらしたようなものだった。罪の意識に苛まれるマシュー。彼には「ぼくを忘れないで」というサイモンの声がいつも聞こえている。精神科病棟の看護師だった著者だからこそ書ける、病める青年の苦しみ、不安、喜び、そして家族のこと。サイモンとマシューの兄弟を、あなたは忘れることができないだろう。コスタ賞の新人賞と大賞を同時受賞した傑作小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幼い頃に自分のせいでダウン症の兄が亡くなったと思い込み、統合失調症を患った19歳の青年・マシュー。治療の一環として彼が綴った文章をまとめたという設定の本書は、時系列も真偽も不明ではなはだわかりにくい。だが読みにくさを我慢して読んでいくと、精神に病気を抱えた青年の内面が生き生きと描かれている(って変?)ことがわかる。彼を支える人たちへの思いも伝わっていると思う。最後に兄の死の真相が明らかになり、散漫な印象の本書が巧みに構成されたものだと理解できた。

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2019年09月28日

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