あらすじ
香りの魔法が支配する異世界に、黒コショウ片手にトリップしてしまった泪(るい)。そこで出会った麗しくも腹黒な魔法使い――『香精師』ヴァシルに弟子入りし、自ら生んだブラックペッパーの大精霊と共に元の世界に帰るための香りを作ることにしたけれど、人には厳しいヴァシルが何故かルイに対してだけは料理をねだり、甘く束縛してくる!? 「精霊王が貴女の料理の香りを気に入ったから」とか何とか言っているけれど、何か私、騙されていませんか!?
※サイン版との重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
色々美味しそうです
香りにまつわる異世界物語で、賑やかなお話でした。
この作家さんにしては語り口調が超軽やかで、苦手な人もいそうな感じがします。私はちょっと苦手でした。
丁寧に色々なものが描かれているので、特に食べ物はよく描写されててとりあえずおなかがすきました。
あと、私はイリアンが好みだったのでどこかで幸せになるお話を読みたいです。
落ち着いたお話よりも元気になれるお話を求める人にオススメです。あと食いしん坊の人。
ただのお話
私には合わないってだけですが、値段の割にはイマイチでした。
簡単にまとめると主人公が異世界へトリップして精霊王に見初められるテンプレです。
ただし、大精霊が7人もいてそれぞれ名前があり、ほかにも登場人物がいるのでごたごた。
大精霊は樹脂の〇〇や花の〇〇など、アロマの世界に興味がないと面倒臭いことこの上ない。
飛ばし読みで充分な内容でした。