あらすじ
下級女官にもかかわらず突如緑峰から求婚を受けた沙夜。あまりにも突然の出来事に困惑する彼女だったが、どうやらそれには深い理由があるようで……?
一方、綜国は北に接する燎国から親善のために送られてきた姫について揺れていた。噂では“生まれながらにして災厄をその身に宿す、呪われし姫”だというのだが――。
後宮に次々と起こる問題を、沙夜はハクの力を借りて解決することが出来るのか!?
大人気中華あやかし後宮譚、待望の第2巻!
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Posted by ブクログ
後宮の夜叉姫2作目。
異国から送られてきた姫は、呪われし姫。
しかも皮膚が赤黒く腫れた醜い体だが、
謁見のさなかに皇帝は求婚する。
前回に引き続き、
その異国の姫は日光で肌が腫れあがる病をもち、
赤みのある金髪の美少女で、
象棋の名手、死体を操る術をもち、
半分神様で…とのっけすぎ。
中盤で、姫の女官が殺された時には、
ご都合主義の連続の中で、
あまりに意外な展開で驚いた。
とはいえ、結局その女官も生ける屍となったという、
都合の良い展開だったが。
もうちょっと丁寧に世界を作っても良いのでは?