【感想・ネタバレ】パリ警視庁迷宮捜査班のレビュー

あらすじ

停職処分が明けたばかりのパリ警視庁警視正アンヌは、新結成される捜査班の班長になった。しかし、集められたのは警視庁の落ちこぼれ、曲者ばかり。一癖も二癖もあるメンバーとともに、アンヌは20年前のフェリー沈没と二件の未解決殺人事件の不可解な謎を追う

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ソフィーエナフの迷宮捜査班シリーズ第1作。
裏表紙のあらすじにも書いてあるとおり、特捜部Qのフランス版、チーム版。

高確率で相棒が負傷する死神や、兼業作家、ギャンブル狂、アル中など、問題児ばかりを集めた特別班が未解決事件に挑む。
筋としては20年前の船乗りの殺害と、七年前の老婦人殺害。バラバラな二つの事件を追いかける二つの班が、どこで合流するか。間に入る一見無関係そうな話は何なのか。軽快なストーリーと問題児のキャラのおかげで楽しくサクサク読めた。

ミステリ要素は薄めで、オチは結構アンフェアな感じもしたけど。爽やかな読後は良かった。
死神のトレズ刑事が異常に警戒されていて面白い笑

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

警察のあぶれものたちがチームを作って未解決事件を解決する。特捜部Qシリーズに通じる感じ。 ミステリーとしては少しあっけない気がしたけど次作に期待。

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2021年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

組織の奇人、変人、問題児ばかりを集めた体の良いお荷物置き場特別捜査班。
とある捜査の過程で容疑者を射殺したことを過度の防衛行為として扱われ処分されたエリート女性警察官カペスタンはこの組織の責任者を任されることに。
問題児達の過去を受け入れキラリと光る一芸をうまく利用しながら未解決事件の再調査に乗り出す。

フランス版特捜部Qと名打たれるようにあるあるの警察物の設定、展開のシリーズもの。

第1作目だけあって登場人物のキャラを説明するのに多くのページが割かれ土台づくりをしている印象。
おもしろくないわけではないが、特捜部Qにはアサドという強烈なキャラがいるのが特徴的だがこのシリーズでは何がリーダビリティを示していくのかが未知数だった。

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2020年08月02日

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