あらすじ
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秋田県の山間部、塾もないのに東成瀬村は学力テスト「日本一!」
自宅学習ノートから探求授業まで、驚きの東成瀬村式勉強術を紹介。
2007年に再開された「全国学力テスト」で8年連続1位の秋田県。
その秋田県の中でもトップクラスの学力を誇るのが人口2600人、村の93%が山林という、
小さな村、東成瀬村。
村にはスーパーマーケットはなくコンビニも1つだけ。
塾もないこの村の子どもたちはなぜ優秀な学力を誇るのか?
その驚きの学習方法に迫ります。
家庭学習、構造的な授業ノートのとり方、ぐるぐるノート、ハンドサインなど。
そこには2020年教育改革を乗り切る、学力向上のヒントがいっぱい!
第1章 東成瀬村ってどんなところ?
第2章 東成瀬村式自学ノートがすごい
第3章 構造的な授業ノートがすごい
第4章 東成瀬村は授業もすごい
第5章 東成瀬村「学力日本一」までの軌跡
第6章 東成瀬村に見る学力向上のヒント
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Posted by ブクログ
秋田県東成瀬村が学力日本一。
その秘密は、毎日の自学ノートと授業!
自学ノートには、日付・めあて・開始時刻と終了時刻・振り返りなど、必ず守らなければならないルールがある。毎日先生からの励ましのコメントも子どもにとっては嬉しい。
授業では、見開き1ページをノートに書き、こちらもやはりめあてやら課題の設定など、興味深い内容だった。
子どもは宝だからという信念のもと、最高のパフォーマンスをしなければいけないなと思った。
Posted by ブクログ
「子どもにさみしい思いをさせてはならない。なぜなら‘子どもは一人ひとりが宝”なのだから」
生き生き学習に取り組む子供達の姿が見えるようだった。
しかし、他の地域でそのまま実践できるか?
授業参観は保護者の参加が120%、ノートを写しの効率を上げるのにカラーコピーで挿絵挿入。
「当たり前のこと」がやはり当たり前ではないかなと考えてしまう。地域や環境のバックアップの力は大きい。
Posted by ブクログ
数字にされると、改めて変な国にいるんだなあと実感。
本文より…
日本の公的な教育支出に関して、興味深いデータがあります。国際的な学習到達度であるPISAランキングで、日本は76カ国中4位となりました。しかし『財政から読みとく日本社会』によると、こうした好成績の一方、日本の公的な教育支出のGDPに占める割合はOECD加盟国のなかで下から3位、さらに公的支出全体に占める教育支出の割合は下から4位とかなり低いことが指摘されています。「OECDカントリーノート日本2018」によると、特に高等教育になると「私費負担の4分の3以上が家計による直接負担」であり、日本では「同段階の支出の68パーセントがしてきに賄われており、これはOECD平均30パーセントの2倍を超える」と指摘されています。
教育は村づくりの精神が、自分たちの村は自分たちの手で、その精神が根付いている東成瀬村は素晴らしいと感じた。教育は、国づくりだと、私自身思っている。改めて、目の前の子どもたちがグローバルな社会で力強く生きていける力を培ってほしいと願いつつ、毎日の地道な教育活動の積み重ねこそ、一番の近道であり唯一の通るべき道だと思えた。ノート作り、ハンドサイン、参考にできるところは積極的に取り入れたい。
特に、挙手が苦手な子のためのハンドサインを作って、リアクションで話し合いに参加する姿勢がつくれたらと感じた。また、宿題の出し方も工夫をこらしたい。なかなか家庭の協力がないと、家庭での学力向上は見込めないと考える。家庭が協力したくなるような宿題に、自分で考える宿題にできるとよい。宿題へのめあてや実施時間、ふりかえりの記入は早速取り入れれそうなので、取り入れようかな。
Posted by ブクログ
我が娘は、自宅学習が大っ嫌い。
「学校でちゃんとやってるから
家ではやらなくていいの」
が口癖です。
本書では、
日本一の学力がついたのは、
勉強を一生懸命やったからでない、
ということがよくわかります。
規則正しい生活習慣。
自分で考える学習計画。
学習のめあてや課題などの目的を理解していて、
何を学ぶかがちゃんとわかっていること。
授業は意見を出して、学び合う場であること。
どれも、
大人にとっても、
生活や仕事の場で必要なことばかりだと思います。
学ぶ喜びを感じていると、勉強って楽しいですよね。
家庭で取り入れられる形にアレンジして、
できることから実践してみたいと思います。