あらすじ
白髪丸髷に横櫛を挿す、江戸っ子婆お鹿の、意地と気風の弔い合戦!
木賃宿で皆殺しの惨劇が!
騒然とする奉行所だったが、岡っ引きの駒蔵も殺される。
女房が亭主の弔い合戦と、形見の十手で悪行を暴く!
深川のうらぶれた木賃宿で、宿の主や使用人、三人の泊まり客のすべてが殺される惨劇があった。騒然とする奉行所だったが、目的も分からず下手人の目星もつかない。岡っ引きの駒蔵は、家族の皆と一緒に手分けして見えない下手人を追うが、逆に殺されてしまう。女房のお鹿は息子二人と共に、亭主の敵でもある下手人をどこまでも追うが……。江戸っ子婆の啖呵が悪を暴く!
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Posted by ブクログ
和久田正明 著「十手婆文句あるかい」、2018.11発行。深川入舟町に暮らす十手一家の物語。駒蔵親分60歳、妻お鹿55歳、駒蔵と前妻の子秀次とその妻おぶん、異母弟多助。多助の失敗で駒蔵が命を落とし、お鹿を中心に3人が事件の解決(駒蔵の仇討)を。おぶんがいい味の役を担ってます。第2巻も既に出ているようで楽しみです。