【感想・ネタバレ】アリス殺しのレビュー

あらすじ

栗栖川亜理はここ最近、不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。ある日、ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後、亜理が大学に行くと、玉子という綽名の博士研究員が校舎の屋上から転落して死亡していた。グリフォンが生牡蠣を喉に詰まらせて窒息死した夢の後には、牡蠣を食べた教授が急死する。夢の世界の死と現実の死は繁がっているらしい。不思議の国で事件を調べる三月兎と帽子屋によって容疑者に名指しされたアリス。亜理は同じ夢を見ているとわかった同学年の井森とともに冤罪を晴らすため真犯人捜しに奔走するが……邪悪なメルヘンが彩る驚愕の本格ミステリ。/解説=澤村伊智

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夢と現実が交差する一風変わったミステリー
ケレン味のある突飛な設定は小林泰三らしい作風と言えるが、ミステリーらしいトリックは存在しているので設定はSFでありながらもジャンルとしてはミステリーが成立する作品
少しネタバレをすると十角館の殺人と共通するようなトリックが存在するが、こちらの方がトリックとしての展開が複数ある上に不思議の国と現在社会との交差する設定がある為十角館の殺人よりも使い古されたと印象はなかった
また前評判としてグロいという評価があったが、その評価に漏れず確かにラスト付近かなりグロテスクな描写があったが、自分個人としては餌枠が下衆い人物だった事と表現が少々コミカルもありかなり凄惨なスプラッター描写にも関わらずカラッとして不快にならなかった
悪趣味ながらもユーモラスなのも作者の持ち味だ
当作品はシリーズものでこの作品は一番最初の作品に当たる訳だが個人的にとても面白く読めたので続きも読んでみたいと思う

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ティンカーベル殺し」より遥かにグロテスクでかなりびっくりした。メアリーアンが犯人なのは、単純で結構序盤に気づいたけれど、アーヴァタールとの関係が複雑でかなり面白かった。
随所に散りばめられた伏線が忘れた頃に出てきて驚きと納得の連続でやられたってなる。
ただ、最後の1文とかビルが死んだこととか謎が多いから早く続編読みたい。知っている世界の創作話ってかなり面白い。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ


初めから中盤にかけてミステリ要素が盛りだくさんで夢中で読んでいた中でラストに向けてのグロさがすごくギャップがありました。
それがとても惹きつけられる魅力でした。あまりグロテスクな表現は得意ではないのですが文字通りページをめくる手が止まらなく中盤からラストまで一気読みでした。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堂々巡りのような台詞回しに前半はちょっとダレましたが後半から徐々に面白く。最後のどんでん返しと処刑シーンはなかなかグロテスクだけど勧善懲悪の一種の爽快感もある。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ファンタジーの要素と不思議の国のアリスの不気味さを綺麗にミステリーに落とし込んだ感じ。
どんでん返しっぽいものも入っているが、
思いつかなかった!!と言うほどではなかったな。

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わった!
面白くて、メアリーアンのところではもう止まれなかった。描写が少しグロテスクなところがあって怖かった。
眠りねずみのことすっかり忘れてた。まさかそっちだったとは、、、
警官ふたりのところも、まさか!?という感じで面白かった。最後まで正体を明かさなかった意味がわかった。レッドのキングのところはよく分からなくて、アリスの原作知識があればよかったのかもーと思った。ツイステありがとう。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グロ描写が苦手な人にはオススメしません。
私はグロ描写のある本は初めてで、かつ、グロ描写があるのを知らずに読みましたが、最後まで読めました。

とにかく広山先生が途中からめちゃくちゃムカつきます!!
田畑助教にめちゃくちゃにスカッと言い返してほしかったし、上下関係逆の立場になってやり返して欲しかったーーー!
不思議の国で首ちょん切るグロ描写なくていいから、とにかく田畑助教に地球でスカッと言い返す、やり返す機会をあげて欲しかった!!!!

色々とええええ?!みたいな展開でした。
特にビルとのセリフが言葉遊びみたいで楽しかったです!
ビルが貝を食べた時以外は可愛くてビルかお気に入りでした!なのに死んでしまってショック。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

癖になりそうな面白さ。
独特の読後感。ミステリというより世界観が面白い。現実と夢の境目が薄くなることも、不思議の国が現実で地球が夢でという転換も、どこか夢遊病に近いそそられる体験だった。ミステリとしても配役のミスリードを素直に読んでいて気づかなかった。犯人が死刑になるシーン、単純な言葉で子供が行ってるような残虐性が描かれていて不気味だった。殺伐としてるのに、設定やキャラのバカな掛け合いがクセになる味を出してた。最後地球という夢が終わるところも、まるで夢から覚めたような終わり方で好み。この物語自体も仮想世界の1つなのかもと、寝ぼけ眼に思わされた不思議な読後感で、後を引く。言葉にしきれない奇妙な世界観が好き!

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2026年01月08日

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