あらすじ
★特典は描き下ろしあとがき★「誓え、これからもずっと一緒だ」廓から逃げ出した藤丸（ふじまる）は、京吾（きょうご）と固い誓いを交わす。ところが、店の手のものが彼らを血眼になって探し回っていて――…。 【本作品は単話「花廓」第9夜～第11夜を収録した電子合本版です】
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10年
想い合いながらも引き裂かれて１０年後。
無気力に横たわり死に逝くのみと思われた藤丸の元に、財を成した京吾が迎えに来た。医者も抱き込み見事奪還。
ただ景虎も身請けした当時の威勢の良さは無く、最後は連れ去られる藤丸の幸せを思って見送ったんじゃないかな？ 自分には決して見せなかった顔にはもう手放すしか無かったと覚悟したんだと思う。
縁側で仲睦まじい藤丸と京吾の穏やかな時間。
景虎にとっても藤丸は単に金で精算出来ない愛しい存在だった。
執着だけなら死ぬまでどこまで追い続けたはずだから・・・
よい！！！
こういう時代物大好物です！
京吾の真っ直ぐさ眩しい！
藤丸の艶っぽい色気で最初はイケすかい奴かと思いきや、めっちゃ圭吾のこと思いやってる！
お互い触れてはいけない距離感での緊張感がまたエロい！
最後はしばし別れてしまうけど奪い返しにいく京吾
８年は長かったけどしゃーない！
だって１からコツコツ力をつけないと立ち向かえないもん！
そんで景虎から藤丸をさらう！！
すんごい気持ち良かったけど景虎が少し可哀想…
だってめちゃくちゃ尽くしてるんだもん
本当に藤丸のこと好きだったんだろなぁ
最後の捨て台詞が何とも憐れ…
ラストは２人とも笑顔でハッピーエンド！
遊郭
花魁(元貴族)と小間使い(元々からの使用人)。 お互い好き合ってるけど、御法度の恋。 どうなる事かとハラハラしながら読みました。
藤丸の身請け話の時、逃げ切って欲しいと思ったけど、やっぱり捕まってしまって・・・。 でも、その時の京吾の表情に、固い決心と藤丸への執着を感じました。
最後の方で藤丸が長くないらしいとの事で、もしかして間に合わないとか？！と、またまた心配でしたが、京吾は完全に形勢逆転してくれました！ 本当に良かった！ やっぱりね、愛はお金で買えないんですよ。 金に物言わせて藤丸を無理矢理身請けして、勝ち誇った顔してた景虎に、してやってくれて、私もスッキリしました！
ハッピーエンドで本当に良かった！！
シリーズ作品レビュー
