【感想・ネタバレ】1億稼ぐ子どもの育て方のレビュー

あらすじ

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21世紀を生き抜くのは既存の偏差値教育から解放された“1億稼ぐ子ども”。
ヒットメイカー・午堂登紀雄が説く新時代の教育論。

1億稼ぐ子を育てるために必要な、起業家精神を育むにはどうすればよいか?
起業家精神の教育の根底にあるのは、イノベーター人材の育成。
イノベーターは社会の課題を発見し、考察し、周囲と協創しながら世の中を変革していく。

しかし既存の学校教育では、そういう能力は封じ込められるのが常。

これからの時代を生き抜く子どもは、
文化や価値観が異なる人たちと「協創できるコミュニケーション能力」や
「グローバルなリーダーシップ」を求められる。
その結果が収入に反映される。

つまり1億とは単なる結果に過ぎず、
本質的に重要なことは
1億稼ぐ土台となる能力の獲得にある。

そこで、著者はいま成功して稼いでいる人物は
幼少期の頃、親からどのような環境でどのように育てられてきたのかを、5年に渡って調査。

教育プログラムの効果検証などを徹底的に調べ上げ、
家庭で親が果たすべき教育や役割とは何なのか、
著者自身のバイブルにすべく、1冊にまとめました。

午堂 登紀雄(ごどうときお):1971年、岡山県瀬戸内市牛窓町生まれ。
岡山県立岡山城東高等学校(第1期生)、中央大学経済学部国際経済学科卒。米国公認会計士。
東京都内の会計事務所、コンビニエンスストアのミニストップ本部を経て、
世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして勤務。
2006年、不動産仲介を手掛ける株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。
2008年、ビジネスパーソンを対象に、「話す」声をつくるためのボイストレーニングスクール「ビジヴォ」を秋葉原に開校。
2015年に株式会社エデュビジョンとして法人化。
不動産コンサルティングや教育関連事業などを手掛けつつ、個人投資家、ビジネス書作家、講演家としても活動している。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【この方の子供が1億稼げるようになったわけではない】

ここがこの本の要注意点
実際の結果に基づく
子育てのHOW TO本ではありません
(実子は小学生未満・・)

しかしながら、アメリカの教育について調べたり成功している人物に話を聞いたりして5年間調査しただけあり共感できる部分が多くあります。

あっという間に読めたので多くの教育に悩めるパパママにおすすめできる一冊です。

共感できた3点
1.日本の教育に疑問点

高偏差値のための勉強は答えを導くだけの受け身の姿勢が身についてしまう。
そのため、自分の興味関心を探求するという経験がなく「受験で燃え尽き無気力になる」

これは実体験でわかります。
入試はゴールではないんです。このことを私は学生時代には理解できませんでした。家庭教育=親の方針は人生100年時代の子供の人生に影響が大きいことを再認識できました。

2.習い事は好きなことをやらせ、そして嫌になったら即やめさせる

これには否定的な意見があると思います。苦しいときにピンチを乗り越える経験自体がいい経験ということやスランプの乗り越え方を学べるからです。
でも、筆者は好きなことがあれば続けられるという考え方。確かに無理に嫌いな習い事をやるくらいだったら別の好きなことをやったほうが人生楽しいですよね。
また興味が出たら習えばいいんだし。
(親からしたら大変ですけどね・・・)
子供の時くらいバラ色の人生の時間があってもよいのではとも思いました。

3.横並び意識をもたせない

これは1億稼ぐ子供にするためには必須の考え。
なぜなら、飛び出ているから人より多く稼げるのです。
ところが、保育園のお道具などに始まり学校生活は横並びの連続。
そのような学校環境の中で、家庭でどう子供の個性を伸ばせるのか、考えさせられました。

まとめ
子供を産んだら急に親になってしまい、激動の子育ての中で子育て方法について考えを巡らす機会ってあまりありません。学校でも学びませんよね。それに答えがない!
そんな中で一つの新し目の考え方を学ぶために読むにはとても良い本です。
全部について共感はできないですが、気に入ったところを実践してみてはどうでしょうか。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「起業力があれば選択肢が増える」ということです。別に1億稼ぐことが目的ではなく、起業力があれば会社員としてもいい仕事ができるでしょう。ですから、教育の目標を起業力を養う、というところに置くことは、ひとつ突き抜けた目標となり、またつぶしもきくので、合理的な考えだと思います。

「自分で商品を作って値段をつけ、自分で売るという行為は、究極の自己表現手段、自己実現手段のひとつである」という言葉が印象に残りました。
日本の教育は、雇用される人、あるいは学者を育てることを主眼に置いてきましたが、「起業する」ということにはあまり目を向けられなかったと思います。
「起業する」というのは、決して金儲けをする、ということだけではなく、自己表現して世の中を良い方向にする、ということだと思います。ですから、起業を目指すことを、教育の目標に据える、ということは、世の中のためにもなるし、個人を輝かせることにもなるし、いいことづくめのように思います。

「興味のないことはさっさと退散」というのは、とても安心できる。子どもが習い事に行きたくない、といった時にどうするか。「やめぐせ」がついたらまずいと思って、色々説得したりするが、そこまで「やめぐせ」に関しては、気にする必要はないのだろう。

タブレット見放題、というが、本当にそれでいいのだろうか?と思うが、これも大人がそこまで心配することでもないのかもしれない。むしろ、大人が多様な遊びを提供することで、そこまで電子機器、ゲームにハマらなくなるのだろうか。これは難しい問題であるが、参考になる。

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2020年02月24日

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