【感想・ネタバレ】1億稼ぐ子どもの育て方のレビュー

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Posted by ブクログ

親自身がイノベーティブな教育者に

タイトルが強烈な印象だったので手にした1冊
単なる方法論ではなく、現代教育の問題点に注目した内容
いつの時代も、子どもは親の生き方を見て育つ
これを胸に刻み失敗を恐れず挑戦し続けていこう

<こんな方にオススメ>
現在の教育システムに疑問を抱いている
子どもの教育方法に対して不安がある
自らが1億稼ぐ方法を見出したい

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2020年02月23日

Posted by ブクログ

お金を稼ぐことのできる人の話ってのは、具体的で分かりやすいですよね。お金、大事。

P22
・収入とは、単なる結果に過ぎず、本質的に重要なことは1億稼ぐ土台となる能力の獲得

P24
・1億円稼げるようになれば、
 学歴のことなど誰も気にしないし
 稼ぐ自信は生きる自信になる。

・学んだことを実社会でいかに応用するか
 という思考習慣が養われていない。
 あるいは、社会に出てからそういう姿勢で
 取り組んでいない。

P26 これから求められるのは、 
・変化に対応する(対応させられる)のではなく
 みずからが変化を作る側に回ること、
 一つではなく複数の成長シナリオを持ち、
 常にアップデートすること、
 回復力の強い人間になること

P47 高学力と起業が両立する訳
・日常的に勉強に取り組む姿勢
・みずからモチベーションを維持する能力
・一定時間勉強する集中力
・勉強法を自分で考え、工夫する能力
・合格までの戦略を描くプランニング能力
・複数の科目をバランスよく勉強する並行処理能力
・力を入れる範囲、手を抜く範囲を取捨選択する判断力
・点数や順位を上げたいという向上心
・競争に勝とうという闘争心
・あきらめず勉強をつづける精神力

P90 自信
・人は本来、自分に自信を持ち、自分を肯定できるから
 他人も肯定できる。

 自分に自信があれば、他人にどう思われるかを
 過剰に気にすることがありませんから
 他人に配慮する余裕が生まれる。

 つまり、より他人にやさしく、
 他者を思いやる心を持てるわけです。

P99 質問コーチング形式で考えさせる方法
・何か指示を与える時は、
 「なんでこのようにするか、その理由が分かる?」
 「なぜ、そう思ったの?」
  と、尋ねる。
 
 もし失敗しても叱責するのではなく、
 「原因はなんだと思う?」と、原因を考えさせる

 その回答がピンと外れだったら、
 「なんでそう思ったの?」と、掘り下げる。
 
 考えさせる癖をつける。

・もし、家事手伝いをつまらなそうにしていたら

 「この仕事を弟に任せるとしたら、
  おまえならどんなコツを伝授する?」
 と、質問したら、その仕事を振り返り、
 効率的にこなそうと意識するかもしれない。

・もし手抜きをしているな?と、感じたら
 
 「これがあなたの本気?
  もし、全力では無いとしたら、
  あなたは、そんな自分を許せる?」

 「あなたにとっていちばんベストな方法は何?」

  などと、振り返ってもらう。

 そうやって質問を繰り返すことによって
 考えさせる、仮説を立てさせる、
 脳内シミュレーションをさせることが大切。

 親が常に指示、命令するだけでは
 こどもは自分で決断する経験ができずに
 考えなくなるだけ。

P101 聞き分けの良い子
・親の方だけを見て親に気に入られるように
 自分を抑圧している、
 
 あるいは親の言いなりになっている可能性がある。

P116
・合理的な判断には

★ 論理的思考力(物事の関係性をとらえる)
★ クリティカルシンキング(物事の本質をとらえる)
★ 想像力(因果関係をとらえる)

が、必要だが、親がケーススタディー方式で
質問を与えていけば、そうした力を養う訓練になる。

P122 自分の意見が受け入れられる経験
・子供自身が親や周囲から認めてもらい、
 自分は自分でいいんだと自己の存在に
 自信を持つことが必要。

・親は、子供の価値観を受け止め、
 こそもの主張を否定することなく尊重してあげる。
 「自分の考えは無価値ではない」と思えることは
 自己肯定感にも繋がる。

P126 ★★★プロコン分析
プロコン分析とは、

Pros(メリット)と
Cons(デメリット)の
両方を考え付く限り尽くし、比較して決めること

どのような事象でも、必ず複数の側面がある。

主義主張・情報でも、必ず発信者に因る偏りがあり、
その本人の価値観や思い込み、利益誘導などの
意図が含まれている。

プロコン分析には2つのルールがあり、
・自分の意見が賛成・反対どちらの立場であれ、
 ProsとConsの両方を必ず出す。
・「わからない」「ない」は禁句。

P132 語彙
・読み書きは、特に読解力はあらゆる学習の基礎。

正確に読むことができれば、正確に伝えることができる。

読解力が付けば、自分でさまざまな文献を読み
解くことができるので知識が増える。

知識が増えると疑問がわく。

疑問がわくという事は、
知らないことがあることに気が付くこと

知らないことが分かれば、もっと知りたいと思う。

益々知識が増え、世の中を理解する
枠組みが増えるというループが起こる。

P132 語彙の豊富さは幸福感に繋がる。

使える語彙が増えれば増えるほど、
思考領域が広がり、思考も深まり、
様々な事象や感情に対処できるようになる。

P138 本当の学問
・本当の学問とは、成績を上げることや
 受験に合格することではなく、
 自己の好奇心に忠実に、主体的に探究すること。

これによって

・個人の能力が伸びて、才能が開花する。

その結果、
・世の為人の為になる成果につながる。

P140 子どもの質問
・家庭教育では、自分で問いを立てて、調べて、
 理由を考えて、整理して、発表するという場を
 積極的に作ることが必要。

・親がたくさんの質問をこどもにするため、
 子どもも考えたり好奇心を持つことが増え、
 問うことはいいことだと認識するようになる。

・重要なのは「問うこと」

P154 人と違う事
・子どもの肯定感を高め、個性や才能を
 引き出すために親ができることは、
 他人と比較することを止め、
 他人と違うことを推奨すること。

P164 レジリエンス
・失敗から立ち直る力、が、とっても大切。
・どんな逆境にぶつかっても、
 そこから何度でも立ち上がることができれば
 成功にたどりつく可能性が上がるだけではなく
 幸福も得やすい。

・レジリエンスは、次の3つの要素から構成される。

★回復力:困難に直面しても
     すぐに元の状態に戻れる、しなやかな心

★弾力性:ストレスや予想外のショックなどに
     耐えられる緩衝力

★適応性:予期せぬ変化を受け入れて、
     合理的に対応する力

このレジリエンスを強くすることができれば、
失敗しても起き上がれる、
逆境に直面しても落ち込んだり折れたりすることの無い
しなやかな心の強さの持ち主になる。

それには、子供自身が「やればできる」という
成功体験を積み重ねることであり、
その原動力になるのは、やはり、夢中になれるものに
取り組むこと、そして親が失敗を受容すること。

P168 失敗
・親自身が失敗を恐れず挑戦を楽しむ。
 そこから学ぶ姿勢を見せ続ける。

P225 筆者の家の「あたりまえ」
・失敗を恐れず新しいことに挑戦する
・人と違うオリジナリティーを追求する
・情報や常識を鵜呑みにせず、常に疑問を持つ
・自分の身に起きたことは人のせいにせず、
 全て自己責任として対処する
・行動によって自分の人生を切り開く
・高い目標を掲げ、それに向かって努力する
・高校を卒業したら家を出て自立する
・遅いか早いかはともかく、将来は自分でビジネスを起こす
・常に学び続け、昨日より今日、今日より明日へと成長する

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2019年06月23日

Posted by ブクログ

年商1億稼ぐ経営者による子育て本。著者の子どもは出版当時、4歳、2歳なので子育ての実体験というより、子育てについて調べた結果をまとめている感じ。内容は最近の子育てのトレンドを押さえている印象でした。

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2022年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【この方の子供が1億稼げるようになったわけではない】

ここがこの本の要注意点
実際の結果に基づく
子育てのHOW TO本ではありません
(実子は小学生未満・・)

しかしながら、アメリカの教育について調べたり成功している人物に話を聞いたりして5年間調査しただけあり共感できる部分が多くあります。

あっという間に読めたので多くの教育に悩めるパパママにおすすめできる一冊です。

共感できた3点
1.日本の教育に疑問点

高偏差値のための勉強は答えを導くだけの受け身の姿勢が身についてしまう。
そのため、自分の興味関心を探求するという経験がなく「受験で燃え尽き無気力になる」

これは実体験でわかります。
入試はゴールではないんです。このことを私は学生時代には理解できませんでした。家庭教育=親の方針は人生100年時代の子供の人生に影響が大きいことを再認識できました。

2.習い事は好きなことをやらせ、そして嫌になったら即やめさせる

これには否定的な意見があると思います。苦しいときにピンチを乗り越える経験自体がいい経験ということやスランプの乗り越え方を学べるからです。
でも、筆者は好きなことがあれば続けられるという考え方。確かに無理に嫌いな習い事をやるくらいだったら別の好きなことをやったほうが人生楽しいですよね。
また興味が出たら習えばいいんだし。
(親からしたら大変ですけどね・・・)
子供の時くらいバラ色の人生の時間があってもよいのではとも思いました。

3.横並び意識をもたせない

これは1億稼ぐ子供にするためには必須の考え。
なぜなら、飛び出ているから人より多く稼げるのです。
ところが、保育園のお道具などに始まり学校生活は横並びの連続。
そのような学校環境の中で、家庭でどう子供の個性を伸ばせるのか、考えさせられました。

まとめ
子供を産んだら急に親になってしまい、激動の子育ての中で子育て方法について考えを巡らす機会ってあまりありません。学校でも学びませんよね。それに答えがない!
そんな中で一つの新し目の考え方を学ぶために読むにはとても良い本です。
全部について共感はできないですが、気に入ったところを実践してみてはどうでしょうか。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

・桁外れに稼いでいる作者さんの子育て論。育児に関する様々な本や論文や、ご自身が取材した成功者の育児論から、共通しているものが紹介されています。

・一貫して、テーマは没頭と自己肯定感。親の役割は子供が没頭出来るものを探す環境づくりをし、自己肯定感を高めてあげることと説かれています。

・感想としては、前半は今まで見てきた育児本に書かれていない結構尖ったことが書いてあって、ほうほうほう!と新たな発見をしながら読み進めていたのですが、後半は少し内容が薄いように思いました。(色々な本から参考にされているということだったので、単に見たことのある内容が多かったせいかも?)


・尖っているという言い方が正しいかは分かりませんが、日本の教育を疑っている点にそう感じました。そしてその理由がすごく明確に分かりやすく書かれていて面白いです。日本の大学は信用していないので、とはっきり書かれていて、その視点は無かったな〜と思いました。


・叱らない子育ての意味
実はこの本、自分が子育てにイライラしすぎて息子にキレまくり、息子はもちろんですが自分も苦しくて、何とかこの短気を直したい、楽になりたいと思っていた時にたまたま手に取りました。

読んでみると自分にぴったりの部分が。叱らない子育てはしつけを放棄することではなく、親の不満やイライラを子供にぶつけないこととありました。過度な怒りは子供の脳を変形させると科学的にも証明されていて、子供は萎縮してしまい親の目を気にする子になると。

素直にこれじゃーいかんと猛省しました‥し、今までピンときていなかった叱らない子育ての定義づけが分かりやすく、かなり腑に落ちました。この本の意図とは違うと思いますが、イライラが止まらないパパママにも是非読んでほしい本です。

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2019年08月07日

Posted by ブクログ

子育てをするときの考え方。
子育て中の筆者の考え方の紹介で、子どもが1億稼げるように育ったわけではない。

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2022年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「起業力があれば選択肢が増える」ということです。別に1億稼ぐことが目的ではなく、起業力があれば会社員としてもいい仕事ができるでしょう。ですから、教育の目標を起業力を養う、というところに置くことは、ひとつ突き抜けた目標となり、またつぶしもきくので、合理的な考えだと思います。

「自分で商品を作って値段をつけ、自分で売るという行為は、究極の自己表現手段、自己実現手段のひとつである」という言葉が印象に残りました。
日本の教育は、雇用される人、あるいは学者を育てることを主眼に置いてきましたが、「起業する」ということにはあまり目を向けられなかったと思います。
「起業する」というのは、決して金儲けをする、ということだけではなく、自己表現して世の中を良い方向にする、ということだと思います。ですから、起業を目指すことを、教育の目標に据える、ということは、世の中のためにもなるし、個人を輝かせることにもなるし、いいことづくめのように思います。

「興味のないことはさっさと退散」というのは、とても安心できる。子どもが習い事に行きたくない、といった時にどうするか。「やめぐせ」がついたらまずいと思って、色々説得したりするが、そこまで「やめぐせ」に関しては、気にする必要はないのだろう。

タブレット見放題、というが、本当にそれでいいのだろうか?と思うが、これも大人がそこまで心配することでもないのかもしれない。むしろ、大人が多様な遊びを提供することで、そこまで電子機器、ゲームにハマらなくなるのだろうか。これは難しい問題であるが、参考になる。

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2020年02月24日

mm

購入済み

子育ての本を探している時に勧められて買いました。
タイトルからしてちょっと引っかかっていましたが、案の定、私には合わなかったです。
どちらかといえば男性向けじゃないかな…と。

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2021年01月24日

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