【感想・ネタバレ】大伴家持 波乱にみちた万葉歌人の生涯のレビュー

あらすじ

大伴家持(七一八頃~七八五)は、天平文化を代表する歌人であり、『万葉集』の編纂にも関わったとされる。橘奈良麻呂の変など、無数の政争が渦巻く時代を官人として生き、さまざまな美しい景色や多くの親しい人々との思い出を歌に込めた。その歩みを追うと、時代に翻弄されながら、名門一族を背負った素顔が浮かび上がる。本書は、残された資料と各所で詠んだ歌から、謎の多い彼の全生涯を描き出す。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

万葉集の歌人として知っているくらいで本人の事は何も知らなかったので面白く読めた。天平と言う時代はあまり分からないので橘奈良麻呂の変や藤原仲麻呂の乱などこう言う事件に直接ではなくてもある程度の関わりがあったとか藤原氏が政権を独占していく過程の話が面白かったな。そんな中でも中納言までも出世するような官僚だったのも意外な感じ。こう言う知らない時代の本を読めるのは良いな。

0
2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家持の時代は波乱に満ちていて、あまたの政争が栗広がれる中、万葉歌人としての生きた部分や、大伴家の氏上(実際は一族により官位が上位の者が多く、氏上ではないかもしれない、実際に部族を押さえる歌も効果が無く、団結しての統一行動はとれなかったのが大伴一族の不幸かもしれない)一族と官僚制度をはかりにかけて上手にたちふるまったのが仲麻呂ということで

0
2019年03月31日

「学術・語学」ランキング