【感想・ネタバレ】大伴家持 波乱にみちた万葉歌人の生涯のレビュー

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Posted by ブクログ

古代より、大王と伴に戦ってきた名族、大伴氏も天平の時代には、荒々しい武人ではなく、優雅な貴族文化を代表する歌人となっていた。でも、その詠んだ歌には、先祖の武人たちから脈々と受け継がれてきた魂が感じられ、防人たちの歌を愛し、万葉集として、今に残してくれた。それは、千年の時空を超え、身近に感じさせてくれる。
今も、赴任先の富山で、やか餅となり名前を残す彼は、今よりもさらに激しい政争の中、転勤や昇進、不遇の時代を繰り返し、宮勤めを全うした。当時も人事評定や収支報告書の提出期限があったり、サラリーマンのような部分も一層身近に感じられた。

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2020年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家持の時代は波乱に満ちていて、あまたの政争が栗広がれる中、万葉歌人としての生きた部分や、大伴家の氏上(実際は一族により官位が上位の者が多く、氏上ではないかもしれない、実際に部族を押さえる歌も効果が無く、団結しての統一行動はとれなかったのが大伴一族の不幸かもしれない)一族と官僚制度をはかりにかけて上手にたちふるまったのが仲麻呂ということで

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2019年03月31日

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