【感想・ネタバレ】えーえんとくちからのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年03月19日

短歌、俳句、詩、どの言葉もはっとする光や空気がありました。
研ぎ澄まされてる。
こんな風に言葉を切り取れるのは、お持ちだったご病気のせいも少しはあるかもしれないけど、それはきっときっかけでしかなかったのだろうと思いました。ご病気でなくても、笹井さんは言葉を紡いでらしただろうな、と。
もっと読みたくな...続きを読むると同時に、もう新しい作品を読むことは出来ないのだと思うととても悲しいです。

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Posted by ブクログ 2020年02月11日

もうそろそろ私が屋根であることに気づいて傘をたたんでほしい
恋愛がにんげんにひきつかまえて俺は概念かと訊いている
公園でひたすら脱臼しあってる恋人たちに降れよ 星とか

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月10日

‘えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力をください’

ああこれ絶対好きなヤツ。
好きすぎて泣くヤツだ、と思いながら読んだ。
案の定うるる、ときてしまった。

2009年、26歳で惜しまれつつ亡くなった歌人、笹井宏之さんのベスト歌集を没後10年を機に未発表原稿を加えて文庫化したもの。

文庫...続きを読む版には黄色い紙が入っていて、そこには漫画『ダルちゃん』の作者はるな檸檬さんのエッセイが載っている。
何と、『ダルちゃん』の重要なシーンに使われている本がこの作品集のハードカバー版だそうだ。

‘「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい’

‘拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません’

‘このケーキ、ベルリンの壁入ってる?(うんスポンジに少し)にし?(うん)’

‘ひまわりの死んでいるのを抱きおこす 季節をひとつ弔うように’

‘五月某日、ト音記号のなりをしてあなたにほどかれにゆきました’

‘人類がティッシュの箱をおりたたむ そこには愛がありましたとさ’

どこが好きなのか、と問われたら「とにかく優しくてほんのりあたたかく、茶目っ気と真剣さが程よい具合で混じり合ってるトコが好き」と答える。

読んでいる間は笹井さんに恋い焦がれているといっても過言ではない。そこにいるひとのように。

もう10年も前に亡くなったひとなのに。

‘別段、死んでからも遅くないことのひとつをあなたが為した’

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Posted by ブクログ 2019年10月22日

一度では分からない歌もありました。短歌の他エッセイや俳句、詩と読み進めるうちに何かがふわっと見えてくるような不思議な感覚。
あらゆるものが姿を変える。そのように、読むたびに見えるものが違う気がして、これから何度も読み返すのだろうと思います。

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Posted by ブクログ 2019年06月23日

短い詩と書いてあるから、ジャンルは詩にしてしまおう。

まさにダルちゃんのとおり。でも、確かにいつまでもいつまでも読んでいられた。。

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Posted by ブクログ 2019年05月05日

最近、詩集や歌集を読むようになった。たまたま手に取った。
題名に惹かれてという部分はあったが、題名以上に清く、優しく、涼やかな歌や詩がたくさんあった。抜き書きした歌や句や詩は40くらい。よい出会いだった。

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Posted by ブクログ 2020年01月29日

空にただよう風が残したスケッチのような言葉たち。ものは自由自在に別のものに変わり、会話し、触れ合う。
新たに自由詩が収録。「再会」という詩がとても気に入った。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

自己の主張感が少なく、登場する自然や動物や物の全てと自分とを同価値に描いているのに、作者のやさしさや切なさが芯に伝わってくる

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Posted by ブクログ 2019年05月21日

最近読んだ歌集で1番好きかもしれない。
穂村弘よりすき。
感性に共感できる歌はとても共感できるし、
意味わからない歌も、わからない理解できないけどなんかいいなって思ってしまうものが多かった。

えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力をください
めっちゃ謎の魔力あって頭の中でループしてる。

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