あらすじ
あの連続誘拐事件から半年―。
特別班に舞い込んだ新たな殺人事件はノルウェーを恐怖の渦に巻き込んだ。
おどろおどろしい儀式のいけにえのように飾り立てられ息絶える被害者たち。
彼らの胃には、共通して鳥の餌が詰め込まれていたのだ。
ネットに流れる怪映像、主人公ミアを狙う謎の女、そして、全身に羽を纏う、「梟」の男…。
殺人捜査課特別班に降りかかる第2の試練。
『アイム・トラベリング・アローン』に続く、オスロ警察殺人捜査課シリーズ第二弾。
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Posted by ブクログ
オスロ警察殺人捜査課特別班第二弾。
ミア刑事、いや暫定刑事かな?はいまだに本調子ではない様子。
飾られたような少女の死体が発見される。
しかも少女には酷い扱いを受けたような跡が。
特別班の中でもいろいろ問題が。
カリーは賭博に金をつぎ込み、酒浸りになりかけ、
キムは結婚して田舎へ異動、
ガーブリエルは昔の友達が接触してきて疑われることに。
前作に引き続きムンク班長の家族が巻き込まれるが、
ちょっと娘のミリアムは軽率だったとはいえ可哀想。
何に、とははっきり言えないけど、ちょっと期待外れだった。
Posted by ブクログ
一作目の「アイムトラベリング・アローン」の後に起こった事件。
登場人物にまだ、思い入れがあったから読めたが、前作ほどの興奮が感じられない。
Posted by ブクログ
面白かった。が、班のみんなの(特にミアとムンクの)個人的な鬱々感が少し邪魔かなー。また、標的が家族に向くのも今回で最後にして欲しい。最後はずるい気が・・
Posted by ブクログ
今回も登場人物が多いです(^_^;)
犯人は予想してなかった人なので驚きました。
前作から半年後が舞台です。
ミアは職場復帰できてません、療養中です。しかしまたもや起こった異常な殺人事件で復帰(こっそりと)します。
自殺願望が強く、前作の最後で前向きな感じで終わってたんですが、また元通りです。
なんだかな・・・。主人公なのに成長が見られません。ずっとこんな感じだったらちょっとうんざりしちゃうかも。
ミアは幼い頃から一目で人の考えを見抜くことができるそうなんですが、その特性があまりいかされていません、なんだったらちょっと鈍くないかな? と思う事多数。
カリスマ性のある刑事らしいんですが、ただ美人なだけでは・・・・?
今は後ろ向きなのとアル中と薬漬けなので感が鈍ってるだけなのかもしれません。
続編もあるみたいなので、いい方向に変わっていってくれればいいですね。
それはそうと刑事ものあるあるでしょうが無いかもしれませんが、なぜか怪しい場所に一人で行って犯人に捕まるってパターンは流石に飽きました(笑)
前作同様怪しい人がゴロゴロ出てきますが、頭のおかしな人が多すぎる。
そして今回もまたムンクの娘のミリアムが事件に巻き込まれます、猟奇殺人事件なのに半年で2回も!
ちょっと多すぎるというか・・・・えっまたこの人なの??? と思ってしまいました。
前作ではムンクとの長年のわだかまりもとけてなかなかいい親子関係を気づけた感じで印象がよかったのですが、今作でガクッと私の中での評価が落ちました、ガタ落ちです。
家族より男って・・・・一応葛藤はしていますが、受け付けない。今作の役割は別にミリアムでなくても良かったんじゃないでしょうか。それとものちのち何か意味があるんですかね?
布石がいろいろばらまかれてますが、回収されてないこともあるし、続刊に期待ですね。
前作で私のお気に入りだった兄弟のその後がちょろっと書かれてます。ほっこり。
マイナスなことばかり書いてしまいましたが、お話自体は面白いです、ただ前作と似通ったところがあるためやや新鮮味に掛けます。
Posted by ブクログ
オスロ警察殺人捜査課特別版、第2弾。
一作目がとても面白かったので期待したけど、イッキに新鮮味が失せました。
続けて読んだのがいけなかったのか・・・
一作目と同じように色んな登場人物の背景が盛り込まれているのですが、これは誰の子供時代?と少し混乱するところもあり。
そしてムンクの身内巻き込まれ過ぎ問題。え、またムンクさんとこの!?って。オスロってそんなに人口少なかったっけ。
犯罪の内容が邪悪すぎるから(私には思いつかない!)そこで★1つ増やしました。
Posted by ブクログ
この特別班には大きな問題があると改めて感じたシリーズ2冊目でした。1作目と同じく宗教絡みだったのはそういう世相でもあるのかなぁ。
特別班。警察だし班なのでチームプレーが大事だと思うんだけど、メンバーほぼ全員人の話を聞かなくて会話が出来てないので読んでてストレスがたまります。
ミアは精神が不安定なのでまだお休みしといた方がいいというのはとてもわかるけど無理くり連れてきたのはムンクやん。。
ムンクは班長さんなのに一番人の話聞かなくて違う方に突っ走るのでこういう上司がいると大変だな。大事な事喋ってるのに遮るのは。。家族が狙われまくるのもなんかムンクのせいではと思い始めます。
カリーも本人のせいでプライベートがゴタゴタ、ガーブリエルは元ハッカーの負い目と新人さんだからまだちょっと。イルヴァは登場人物一覧にすらいない。入れてあげて。
外からは問題無さそうに見えるアネッテがどうしてあんな感じなのはわからない。ミアへのライバル視かなんかなのかな…アネッテも問題児。
頼りになるキムが異動してしまったらどうなるんだ。ルドヴィークにしわ寄せが…心配です。
でも、捜査中に話を聞いてる一般の人々も会話できない感じ。班が不安定だから相手も不安定になるのかなぁ。
自白する人が揃いに揃って無問題なのは焦るな…ミアの勘に頼るしかない。彼女は今回も傷付いている。
犯人にはここまでするか、と思いました。女性への復讐みたいな捧げ物ついでにお金稼ぎかな…生い立ちから歪んでてその狂気にしてもどうやって「これをやろう」と思いつくのか。闇が深すぎる。お金払って眺めてる側も逮捕されたのがせめてもの救い。
ミアは誰に狙われてるんだろう。これが気になるので続きも読むと思いますが、班には成長しててほしいです。