【感想・ネタバレ】両刃の斧のレビュー

あらすじ

迷宮入り事件の解決が、大切な人を傷つける。
ベストセラー『雪冤』の著者が贈る慟哭のミステリー!

捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で見つかった。懸命な捜査にもかかわらず、事件は迷宮入りとなった。十五年後、後輩刑事の川澄は犯人と目される男の身元を特定。だが逮捕を目前に、男は殺害された――。殺したのは柴崎なのか。これは解いてはいけない迷宮だったのか。事件の裏に隠された、慟哭の真実とは?

文庫書き下ろし

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 隠し球のような一冊。
 現実的な真相かと言われると困るけれど、ストーリーはずいぶんと小気味よくツイストしている。

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2020年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

愛知県警本部捜査一課の刑事・柴崎の長女が何者かに殺された。必死の捜査もむなしく事件は宮入りした。その後、次女も病死。妻は療養中。事件の解決を目指す後輩の川澄刑事。娘婿の山田が骨髄移植を受けていてそれが関係あるのか、いやまてよ。長女の恋人の伏線が回収されていない。そっちかと思ったんだけどまさか!でした。二転三転、ハラハラドキドキ。一気に読まされ悲しい結末でした。

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2020年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お勧め度:☆6個(満点10個)。これぞ、まさに警察ミステリーそのものと言う感じで面白かった。ただ、すごい人情物で、捜査というより、お涙頂戴というストーリーにも思える。内容は、娘を殺害され迷宮入りとなった事件が急展開、その元刑事の復讐殺人に世間は騒然とするが、本人は黙秘を続ける。何とか真相をつきとめようと、後輩の刑事が奮闘するのを描いている。最後の最後でようやく、真相にたどり着いた彼が選んだ結末とは・・・。ストーリーもいいけど、やはり最後は涙を誘う展開だった。純粋に刑事物として楽しむにはいい作品だと思う。

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2019年11月29日

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