【感想・ネタバレ】猫がかわいくなかったらのレビュー

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Posted by ブクログ

文庫の表紙からもっとお気楽な猫ちゃんの内容かと思ったら 現代の社会問題である高齢化を考えさせられる話だった。
望月夫人は悪い人ではないが、高齢が故に 自分の飼っていた猫ちゃんについて思考が追いつかなくなってしまっている これからこのような問題は増え続けていくのだろう
自分はがどうにかなった後を考えたら 子どもがいない人は猫は飼いたくても飼えないのだろうか

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2020年02月08日

Posted by ブクログ

猫をこよなく愛する、愛すべき家族の物語です。藤谷治 著「猫がかわいくなかったら」、2019.2発行。

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2020年02月11日

Posted by ブクログ

65歳の定年まで、あと4年。
吉岡は妻の多恵子と静かに暮らす。
ところが、近くのアパートに住む老夫婦が入院。
アパートには、老夫婦が飼う猫が残された。
誰が世話をするのか。
それぞれに事情があり、簡単に「引き取ります」とは言えない。
吉岡夫妻の猫への愛情と苦心にホロリとさせられた。
老夫妻の過去など、エピソードも満載。
おもしろく読み終えた。

思い出しことがある。
公園の茂みから子猫の鳴き声が聞こえた気がするが、空耳だとわかった時の安堵。
もし、そこに子猫が捨てられていたとしたら。
吉岡夫婦の様に親身になることができるだろうか。

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2019年07月28日

Posted by ブクログ

近所のアパートに住む老夫婦が揃って入院する事になる。たまたま顔見知りだった吉岡夫妻が部屋に行くと、そこには一匹の猫がいた。やや変わり者の老夫婦は猫の事はどうしていいかわからないようで、大家は当然保健所に連れて行けばいいという態度。猫好きの吉岡夫妻は仕方なくアパートに通い、世話をする羽目に。でも老夫婦の今後を考えると、そんな一時的な問題ではなくなってきて…,。
吉岡夫妻が始めは仕方なく世話をしていたのに、だんだん周りに振り回されるうちに決断する姿が、すっきりしてよかった。

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2019年07月27日

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