【感想・ネタバレ】死都 ホーラのレビュー

あらすじ

神の起こす奇蹟か、それとも罰なのか

エーゲ海の小島を訪れた不倫関係の男女を襲う不可思議な出来事。
重い現実を背負う2人が行き着く場所は? ゴシック・ホラー長篇

十数年の不倫関係を続けるヴァイオリニストの亜紀と建築家の聡史。
束のまの濃密な時間を求めてエーゲ海の小島を訪れた二人は、
島にかつて存在した混沌の都・ホーラに迷い込む――
次々と襲いかかる恐ろしい出来事は、神の奇蹟か、それとも罰か。
重い現実とギリシャの壮大な歴史が織り成すゴシック・ホラー傑作。

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Posted by ブクログ

久しぶりの篠田節子さん。一気に読めた。やっぱり好きだ。篠田さん。ギリシャの小さな島に旅行で来た男女の物語。ホラーだけど怖くなく悲しくキレイな話。

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2011年07月21日

Posted by ブクログ

二人の関係がどう決着するのか見ものだった
女性の方も死ぬかと思ったがそうではなかったので悲惨さはない

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2018年05月17日

Posted by ブクログ

亜紀の前でよみがえるホーラの描写がすごくリアルで生々しい街の様子が想像できた。胸にぐっとくる描写が多く、読み終わった後がなんとも言えない気持ちになりました。

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2013年02月08日

Posted by ブクログ

ホーラという町が現実にあるかのように思えた。
解説を読んでフィクションだと分かったが、リアルな背景や描写に行ってみたいと思わせる魅力がある。
篠田節子らしい人間の生々しい感じが良い。

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2011年02月10日

Posted by ブクログ

ギリシャのパナリア島を舞台にしたミステリー。全体的に、同じ作者の「廃院のミカエル」にかなり近い。

主人公の亜紀はヴァイオリニストで、建築家の聡史と10数年W不倫の関係を続けている。ある日2人で内緒の旅行に訪れたロンドンで、聡史は海の底から発見されたというヴァイオリンを亜紀に贈る。その後アテネに渡った2人はパナリア島に行くことになり、かつて異教徒たちの都があったホーラにたどり着く…。

ギリシャ語のχώραには都市、栄えている場所という意味があるらしい。パナリア島という場所は知らなかったけどロードス島の近くにあり、ロードス島と同じく騎士団の要塞跡などがあるらしいので一度行ってみたい。

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2017年12月23日

Posted by ブクログ

主人公亜紀は十年以上不倫している相手聡史とエーゲ海の小島に行くが、地元の人の勧める場所に観光しようとしたが、なぜか昔あったといわれる街―死都―に迷い込み、その後いくつもの不吉な事件に巻き込まれる。

内容はともかく、解説が山本やよいでどこかで見た名前だと思っていたら、V.I.ウオーショスキーシリーズの日本語翻訳をしている人だったのを思いだして、そちらのほうが印象深かった。

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2012年09月07日

Posted by ブクログ

ネタ切れなのか。正直「またこの設定か……」という感は否めない。まぁその設定が好きだから、いつも読んでしまうのだが、そろそろ他の世界も見てみたい。

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2011年10月17日

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