【感想・ネタバレ】同時代を撃つ(1)情報ウオッチングのレビュー

あらすじ

警世のジャーナリストが、明快な理論と分析で迫る話題の社会時評集。毎日、さまざまなメディアからさまざまなニュースが供給されている。そんな情報に疑問を感じないだろうか? 第2次情報を中心に扱う著者がウォッチングする主たる対象は、目に見える現象の背後に隠された、より高次の現象ないし構造である。あふれる情報の背後に隠された真実を抉った名著!

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Posted by ブクログ

ジャーナリスティック批判精神
 悪くない本だ。

 まづその時の細かいニュースが知れる。多岐にわたるテーマがある。エイズ、イギリス政府の祕密裏のスパイ衛星、イラン・イラク戦争など。
 メディアの誤報・偏向も扱って、当時から新聞もTVもあまり変らないことがわかる。日本に関係のないニュースはあまり取りあげない。警察筋のニュースはほいほい批判抜きで取りあげるといふ欠点。

 うれしいのは時たま坂本龍馬の嫁、お龍さんなんかの話題も出ることだ。
 今の情勢を知るなら昔の情勢を知れ。これは私がいま考へた言葉だが、案外さうかもしれない。

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2024年10月21日

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