あらすじ
「人間のコモディティ化」「ブラック企業」……時代を読み解くキーワードを生んだ前著『僕は君たちに武器を配りたい』(2012年ビジネス書大賞受賞)から2年……ジュンク堂池袋本店で漫画『ワンピース』を抑えて年間1位、東大生協でいちばん売れる気鋭の学者でエンジェル投資家の瀧本氏の書き下ろし新刊。テーマは、グローバル資本主義を生き抜くための「武器としてのチーム」だ。
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Posted by ブクログ
上司にお勧めされて読みました。
時間の使い方を考えた方が良い、会社の人と飲みに行っている時間を無くした方が良いと言われ、そのバイブルがこの本だったのだと知りました。
友達じゃなくて仲間をつくれ、仲間を作るために、自分でビジョン・ストーリーを作れ、自分自身の人生を生きろ。という熱いメッセージにすぐ動かねば、という気持ちになりました。
わたしが特に、自分ができていないなと思うのはギブの精神。とにかくギブをしまくり「ギブのネットワーク」を生み出すこと。ギブアンドテイクという言葉がありますが、弱い人間なのでテイクがないと不安になり、テイクしてくれない人のことは良くない印象を持ってしまいます。今日からその印象をやめ、とにかくギブをしまくる。ネットワークを作ります。また、関係の弱いコミュニティもわたしに足りない要素。会社が学生時代の友人だけでない、今のわたしに必要なコミュニティを求め続けようと思いました。
Posted by ブクログ
潔いタイトルに惹かれて読みました。
読む前は「君に友だちはいらない」=「我が道を行け」みたいなことかと思いましたが、
「友だち(ごっこ)ではなく"仲間"と繋がれ」ということみたいです。
あるべき個人のスタンスや、所属チーム(会社)を選ぶ場合の観点、成果を出すチームの構成等について書かれています。
個人的には、一見関係のない複数のコミュニティに属し、そこで通じ合う人を見つけ、「会う頻度に関わらず自分にとって重要な人・信頼できる人」との関係を持っていると良いといった話は納得しました。
あとは基本的に、著者の言葉は個人や若者のパワーに訴えかけているように感じられ、一読者として勇気をもらいました。
その他、以下の項目で現状の人間関係(ネットワーク)の棚卸しをしてみようという提案もあり、振り返りのきっかけにもなりました。
・自分が頻繁に会っている人はどういう人か
・たまにしか会わないけれど重要な人は誰か
・どれほど多様なコミュニティに属しているか
・自分の近くにいる人で、別のコミュニティのハブになってくれそうな人はいるか