【感想・ネタバレ】閨房の哲学のレビュー

あらすじ

由緒ある貴族の家に生まれたマルキ・ド・サド(1740-1814年)は、数々のスキャンダルで入獄と脱獄を繰り返し、人生の三分の一以上を監獄の中で過ごした。フランス革命で釈放されたあと、『ジュスティーヌあるいは美徳の不幸』(1791年)を匿名で刊行して以降、精力的に書かれた作品の中で、本書はそのエッセンスを気軽に味わうことのできる絶好の一冊である。第一人者がついに手がけた究極の文庫版新訳、ここに完成。

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Posted by ブクログ

いや、久しぶりのサド。
面白かった。
サド初心者向けなだけあり、誰も死にません。
誰も死なないんだけど、最高に後味が悪いのは相変わらずで、また変態だった。
反面教師として美徳も学べるサドは、恰好の材料だと思う。
だけど、若いうちに読むと下手をすればこの本でも感化されるから、よほどしっかりした考えがないと怖いかも。
ただ、拾える思想や哲学もあるのは確かです。

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2020年12月06日

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