あらすじ
つるばら村のくるみさんが、赤い屋根の小さなパン屋さん「三日月屋」をひらいてから、3年がたちました。近頃、売り上げがあまりよくありません。どうやら、新しいベーカリーができたようなのです。ライバルの出現になやみながらも、けんめいにパンをやくくるみさんのまえに、ぶっきらぼうだけどちょっと気になる存在の養蜂家のナオシさんがあらわれて……。くるみさんが贈るおいしいファンタジー。「つるばら村」シリーズ第3弾。
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茂市さんの作品は、ささくれだった大人の心をやさしくやわらかくしてくれます。
もうほんと最高、だいすき。
つるばら村シリーズの第三作。
くるみさんのお店にライバルが現れて翻弄されます。
でもさまざまな不思議なできごとを通して次第にくるみさんは自分のペースを取り戻していきます。
くるみさんの良い人が出てくるのも最高…しあわせになってほしいです!
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くるみさんの三日月屋にライバルのパン屋が登場。
名前も三日月ベーカリーだし。これは意識しちゃうよね。
今回もファンタジックで素敵な話がいっぱい。
わし座の青年にドキドキしたり、猫のニボシにお節介焼かれたり。くるみさん、お年頃なんだなあ。
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くるみさんのパン、おいしそうだなぁ。
色んな人(人でないモノも。)集まるのがよくわかる。
くるみさん自身も温かいし。
ライバルの登場にちょっとドキドキしたけど、ああいうラストでよかった、よかった。
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仕事を始めたばかりの頃に一度読んだけれど、その時とは全然違う印象を持ちました。やっぱり一から順番に読むと違いますね。
くるみさんのパン屋さんも3年目になり順調…かと思えばライバル出現。気にしないでいようと思えば思うほど気にしてしまうくるみさん。
ネコのニボシが可愛いな~。くるみさんちにひょっこり住むようになった割にはちゃんと信頼し合ってていいな。
ラブロマンス風なこともあって読み応えたっぷりでした。
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つるばら村シリーズの3作目。くるみさんの作るパンはいつもどれも、おいしそう。いつでも順調!というばかりでないところも、とても応援したくなります。あとがきを読むと、著者の方がとても楽しんでこの作品を書いていらっしゃることが伝わってきます。
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パン屋さんのくるみさんは、不思議な出来事がたくさんあります。
森の中でたぬきにプリンをごちそうになったり、天狗のためにホットケーキを焼いてあげたり。私が特にすきなのは、台風をはこぶシカです。台風をシカが運んでいたなんて、フッと笑いがこぼれてしまいます。
くるみさんの焼くパンを食べてみたいですね。
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茂市久美子さんの童話ですね。
絵は、中村悦子さん。
『つるばら村』シリーズの三冊目です。
つるばら村の駅前に、赤い屋根の小さなお店があります。
パン職人のくるみさんがひらいた「三日月屋」というパン屋さんです。
三日月屋は、駅前にできてから三年になります。
おみせのの屋根は、現在トタンですが、くるみさんは、長い間、外国を旅したときに見かけた赤いれんが屋根のパン屋さんにあこがれてきて、自分のお店も、ゆくゆくは、赤いれんが屋根にしたいと思っています。
ところが、ちかごろ、お客さんがさっぱりです。
どうやら新しいパン屋さんが、あさひ町にできて、ライトバンで売りにきているようです。
なんと、ライバルのお店の名前が「三日月ベーカリー」です。
あいぼうのネコのニボシと作戦開始です………
もくじ
三日月のパン
プリンのパン
七夕のパン
台風のパン
天狗のパン
節分のパン
デートのパン
あとがき
今回から、養蜂家のナオシさんが登場します。
くるみさんがつかうハチミツはナオシさんのところのものです。ぶっきらぼうだけど、青年のナオシさんは、ちょっと気になります。
ニボシは、くるみさんとナオシさんを、くっつけようと作戦を考えます。
少しずつ物語が広がっていきます。
やさしさとほのぼのとしたメルヘンは、動物や精霊の助けを借りながら、くるみさんのがんばる姿に応援しながら読む楽しみが増えていきますね(=^ェ^=)
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今回はくるみさんのライバル現れる!
心穏やかではないくるみさん。
ライバルのおかげで新しいパンも出来たし、何だか最後は幸せそうだし、心がホッコリした。
次の展開楽しみ。
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三日月屋をひらいてから3年が過ぎました。
くるみさんは相変わらず元気にパンを焼いていますが、今回はライバル店の出現で…。
私はパン屋さんのパンが好きなのですが、パン屋さんの気持ちというのを初めて考えさせられました。
いくらお気に入りのパン屋さんがあっても、新しいお店が出来たら絶対に一度は買いに行ってしまいそう。
確かに私がくるみさんだったらライバル店が気になって気になってしょうがないと思います。
そんな中でも成長していく三日月屋とくるみさん。
パン屋さんの話だけれども、色々と考えさせてくれる本ですね。
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ライバルのパン屋が登場し、ちょっと落ち込むくるみさんですが自分らしさをとりもどします。
猫のにぼしがおせっかいを焼いた二人の関係が今度どうなるのか楽しみです。