【感想・ネタバレ】つるばら村のパン屋さんのレビュー

あらすじ

くるみさんは、つるばら村で、宅配のパン屋さんをしています。おいしいパンを、村じゅうのひとたちに食べてもらえたらいいな……。そう思っているくるみさんのところに、お客さんからパンの注文がありました。きょうもくるみさんは、たっぷり心をこめたパンの生地をねりこんで、ふっくらやきあげます……。おいしいパンのファンタジーをめしあがれ!「つるばら村」シリーズ第1弾。

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Posted by ブクログ

大人も楽しめる児童書です。
収録されている6つのお話はどれも面白くて、優しい気持ちになります。

つるばら村の豊かな自然と、ほんの少しファンタジーな世界は、
仕事で疲れた夜に読むと本当に癒されました。

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6つのお話
 はちみつのパン
 ドングリのパン
 三日月のパン
 クリスマスのパン
 あんこのパン
 ジャムのパン

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

茂市久美子さんの童話ですね。
つるばら村シリーズの一冊目です。
絵は、中村悦子さん。

 「三日月屋」は、つるばら村でただひとつのパン屋さんです。
 パン屋さんといっても、宅配が専門で、まだお店はありません。
 パン職人のくるみさんが注文をうけると、わらぶき屋根の農家の台所でパンをやいて、どこへでもおとどけするのです。
 おいしいパンを、村じゅうのひとたちに食べてもらえたらいいな…………。
 そう思っているくるみさんのところに、お客さんからパンの注文がありました。
 きょうもくるみさんは、たっぷり心をこめたパンの生地をねりこんで、ふっくらやきあげます。
 くるみさんとお客さんとの、かわいいパンのファンタジーです。

      もくじ

   はちみつのパン
   ドングリのパン
   三日月のパン
   クリスマスのパン
   あんこのパン
   ジャムのパン

 とても素敵なふんわりとほのぼのとしたお話です。
 もちろん、茂市久美子さんの童話ですから、動物たちや精霊がお客さんです。
 くるみさんは、お客さんたちとふっくら美味しいパンをやきあげます。
 中村悦子さんのやさしいメルヘンたっぷりの絵が、物語を飾ります。
 読んでいて、すっかりファンタジーにつつまれる楽しいお話でした(=^ェ^=)

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

子供の頃、両親の仕事が終わるのを待つ傍らでこのシリーズを読んでいた記憶がある。
読むのはいつもお腹が空いている夕暮れ時で、本の中に出てくるパンがどれも美味しそうだったからこんなにも印象に残っているのだろう。
社会人になった私が今なお漠然とパン屋さんになりたいと思うのは、おそらくこの本の影響なのかも...

寝る前に読むと、素敵な世界に誘われて心穏やかになるので大人の方にもオススメ。

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2024年08月19日

Posted by ブクログ

くるみさんのパン屋さん、不思議なお客さんが来て、
不思議に思いつつも、一生懸命パンを焼く。

にぼしのお話がかわいいな。
おそばやさんちのねこになったお祝い。
そんな集会が開かれてるなんて。

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2023年06月29日

Posted by ブクログ

 ちょっと物寂しい気分の夜、読み始めました。主人公の「くるみさん」は一人暮らし。自分で焼いたパンを売って細々とくらしているみたい。ある晩、パンの注文もなく「だれでもいいから、パンの注文にきてほしいな」としょんぼりつぶやいたその夜から奇跡・・というかファンタジーが始まる。そこから、「タンポポのかおりとはちみつのまろやかなあまさがふわあっとひろがる」焼きたてパン、「かめばかむほどパンのこっくりしたおいしさがまして」くるどんぐりパン、「外側がぱりっとして中はしっとり、ふんわり」した三日月パンなどおいしそうなパンが続々と焼かれて香りまで漂ってきそう。ご飯食べたばっかりだったのに、パンが食べたくなって困った。読み終わる頃には、寂しい気分は消えておいしいパンを食べた時のような幸せな気分になっていました。

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2023年04月26日

Posted by ブクログ

つるばら村は今は春です。野原に花が咲いて、雪解けの水が小川を流れています。
くるみさんは、つるばら村で「三日月屋」という宅配のパン屋さんをやっています。でも最近はあまりお客さんも来てくれません。「パンの注文に来てくれないかな…」くるみさんのつぶやきは、春の風にのって山の方に運ばれます。

その日の夜から、くるみさんの宅配パン屋さんには変わった注文が来るようになります。
クマさんからの「タンポポのはちみつを入れたパンを焼いてください」、ホテルのお料理係のうさぎさんからの「三日月のパンを届けてください」、こびとさんたちからの「つるばらのジャムを入れたパンを焼きたいので台所を貸してください」
くるみさんも、ネコのパーティに呼ばれたり、北風のお客さんに星を振らせてもらったり、新しいパンを作ることを楽しみにしています。

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つるばら村の季節の様子や、パンのにおい、くるみさんやお客さんの楽しい気持ちが感じられる優しいファンタジーです!

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2022年11月01日

Posted by ブクログ

せっかく開店したのに全然お客さんが来ないパン屋さん。「だれでもいいから、パンの注文にきてほしいな。」と呟いたら、森の動物がお客さまとして来てくれた。
特別な音を聞かせながら作るハチミツのパンも、キツネの恋心が感じられるドングリのパンも、食べるとツルバラの香りがはじけるジャムパンも、みーんな美味しそう
今日はパン屋さんに行こうかな、と思った。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

なかなか儲からないだろうお客さんばかり来るパン屋さんのお話。笑 そうやって利益を得られないことにも一生懸命になれるほうが最終的に自分も人もハッピーになる。世界であってほしいですね。

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2021年09月02日

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つるばら村のパン屋さんのくるみさんのお店には、今まで誰もこなかった店に「くまさん」が来てくまさんがたのんだ「はちみつのパン」が食べてみたかったです。

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2020年08月12日

Posted by ブクログ

くるみさんとニボシくんの出会い編が楽しい。
猫って自由だわー(笑)
どんぐりのパン、食べてみたい。どこかのパン屋さんで売ってないかなぁ。

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2017年06月12日

Posted by ブクログ

つるばら村のくるみさんがやっている宅配パン屋「三日月屋」
そこに注文にやってくるお客さまは…。

タンポポのはちみつで、パンを焼いてください。
作るときは蓄音機でレコードをかけてね。というくまさん。

三日月パンを注文したうさぎさんは、湖でとても素敵なものをお洗濯。

ある日やってきたお客さんは、黒いトラネコちゃん。
注文したのは、生地にかつおぶしをたっぷりまぜ、煮干しをのせたパン。
このトラネコちゃんの名は「ニボシ」
招き猫になる約束で、ちゃっかりくるみさんのおうちのネコになる。

他にもたくさんのお客さまが来てくれるんだけど、
それがみんな可愛くて、ほのぼのとします。
そして三日月パンはもちろん、ツルバラの花で作ったジャムパンや、どんぐりのパン、
それはそれは美味しそう♪

すごく好きな世界でした。
これは、シリーズで揃えたいです!

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2016年07月02日

Posted by ブクログ

ブグログのコメントを読んだのが出会い。


うさぎが湖で洗っているものは。。。。。
これを知ったときの衝撃と感動!

シリーズもの読破に向けてばく進中。

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2014年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

動物とお話できる店長さん。パンを焼く様子が目に浮かんでお腹がすいてきます。とっても美味しそうなパンがいっぱい!はちみつが入ったパン食べてみたいです。

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2014年06月03日

Posted by ブクログ

つるばら村でパンの宅配屋さんをしているくるみさん
パンの注文をしてくるお客さんは一風変わったお客さんばかり。
お客さんの注文に応える内に、新しいパンができていきます。例えばはちみつのパン、例えばツルバラの花びらのジャムパン。
パンが食べたくなります。ちょっとファンタジーで、全体的にゆったり柔らか~い空気が漂っていて読んでていい気持ちになる。

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2012年05月09日

Posted by ブクログ

児童書だけれども、お店を始めたばかりの大変なところも、それでもわくわくするところも、丁寧に書かれているとても素敵な本。出てくるパンがとてもおいしそうで、食べたくなります。

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2011年09月12日

Posted by ブクログ

つるばら村にただ一つのパン屋さんの三日月屋。
パン職人のくるみさんと、動物たちとの交流が楽しいお話。

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

子供が学校の図書室で読んだらしくおすすめということです。色々なパンとユニークなお客さまが来るそうです。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「三日月屋」という名前のパン屋さんのお話。

小学生が読むのにちょうど良さそうだと思っていたけど、低学年が一人で読むのにはまだ難しかったようで、一晩に一話ずつ読んで聞かせました。

内容はかなり私の好みで、動物と会話をしたりファンタジーの世界。
この本の後にも「つるばら村シリーズ」として続くようなので子供と読み進めたいです。

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2021年09月17日

Posted by ブクログ

つるばら村のパン屋さん、三日月屋。いろんなお客さんたちにパンを作るくるみさんのお話。くまのはちみつパン、キツネのドングリパン、うさぎの三日月パン、北風のクリスマスのパン、ネコのあんこパン、妖精?のジャムパン。不思議なお客様からの注文するパンは、どれもおいしそうで食べたくなった。

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2020年12月21日

Posted by ブクログ

◆きっかけ
松永暢史さんが著作の中でおすすめ児童書としてあげていて。シリーズの洋服屋さんもきになる。2016/12/28
◆感想
可愛いファンタジー。登場する変わったパンたちの匂いが漂ってきそう。
2017/6/27

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2017年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

つるばら村のおばあちゃんちへやって来たくるみさん。自分のパン屋さんのお店を持つ事を夢みて頑張っているところに不思議なお客さん達がやってきます。動物だったり妖精だったり。頂くお代もお金ではなく、春の音の入ったレコードだったり葉っぱの宿泊券だったりと魅力とわくわくがいっぱい。何よりもくるみさんが焼くパンが美味しそうでたまりません。にぼしくんのような招きねこさん、お店はやっていないけど来て欲しいです。

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2016年03月31日

Posted by ブクログ

つるばら村でパン屋さんを開いた、くるみさんのお話し。
お客さんは動物とか、北風とか、人間は出てきません。
そんなお客さんにも、優しく対応するくるみさんの人柄が、また変なお客さんを呼ぶのでしょう。

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2014年11月30日

Posted by ブクログ

小学生の頃に読んで先日引っ張り出して読み返し。懐かしさもあいまって泣きそうになってしまった。これだから児童文学は好き!だよ!
あったかくてやわらかくて、とてもすてきな本。

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2012年02月06日

Posted by ブクログ

この本を読み終わったら、ふわっとバターのあまい香りの、外はカリカリ、中はジュワッと、焼きたてあつあつの三日月パン(クロワッサン)が食べたくなりますよ。

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2011年10月24日

Posted by ブクログ

つるばら村で配達パン屋をひらいたくるみさん

けれど来るのはちょっと変わったお客さんばかり^^

パンがすーっごく美味しそうで
自然がとてもきれいで
お話もかわいくて

いい本でした。
たんぽぽのはちみつパンやつるばらジャムのパン
食べたいな~!!!

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2012年10月04日

Posted by ブクログ

子ども達におすすめするには読んでみなくっちゃ、と思い手に取ってみた。
ホッコリするファンタジーだ。
挿絵もいい。
続きも読もう!

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

パン屋のくるみさんと森の不思議な生き物たちの物語。あんパン以外はどれも本当に美味しそうで、香ばしい匂いがどこかから漂ってきそうです。

案外ドライなくるみさん、割と図々しい動物たちに癒されます。

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2023年08月30日

Posted by ブクログ

公文の教材に入っていて続きが気になっていたので読みました。
いろんなかわいいお客さんといろんなパンが出てきて、全体的にファンタジー。
パンが好きな子に育ちそう

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2018年09月23日

Posted by ブクログ

つるばら村に開店したパン屋さんには、少し変わったカワイイお客さんたちがやってきたりします。

ほのぼのな雰囲気とパンの暖かい匂いがしてきそうな1冊。

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2016年10月09日

Posted by ブクログ

安房直子の亜流って多いんだね。
これ読んでも「なーんか安房直子に似てる」と思う。
森の中に動物が経営するホテルがあって、そこに招かれるって、そっくりな話が『風のローラースケート』にあったよね。
安房直子の方が力が上。同じような作品でもずっと面白く、抒情性もあり、想像力豊か。
動物と人との不思議な交流を描くのは同じだけど、この人はあくまで可愛くてほのぼの。
安房直子はほのぼのもあれば幻想的なものもあり、ちょっと恐ろしい時もある。
同じような作品で安房直子の方が上なら、この人の作品はもう読まなくていいかなと思った。

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2013年12月03日

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