【感想・ネタバレ】闊歩する漱石のレビュー

あらすじ

夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は、都市小説のさきがけ。そして『吾輩は猫である』は、価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニバルーー。漱石の初期3作をモダニズム文学としてとらえ、鑑賞し、分析し、絶賛する。東西の古典を縦横無尽に引いて、斬新明快に語る、最も自由な画期的な漱石論。漱石の楽しさを語ろう!

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Posted by ブクログ

2000年刊。エッセイ風の文芸論。
あの丸谷才一なのに、しかも漱石に絡めての話なのに、難しい。日本の古典や西洋の文学作品がたくさん引き合いに出されるためか。
3篇、とりあげているのはそれぞれ、坊ちゃん、三四郎、猫。3番目の「あの有名な名前のない猫」は、冒頭20ページが猫とは関係のない文学史的前口上(でもおもしろい)。そして登場するのが犬のポンペイ君。あの千駄木の家にいた猫の源流を西洋に探っている。
文学史好きなら、闊歩できるかもしれない。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

恥ずかしいことに三四郎は未読なのです(汗) 発想の仕方も文章もしゃれっ気も、まさに知的とはこの事って感じ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏目漱石の『坊っちゃん』『三四郎』『吾輩は猫である』を独自の視点で紐解く一冊。

他作家の作品の引用や、文学史の話になると知らないことだらけで、これをすべて勉強するには時間が足りないと焦る気持ちになる。
でも何も硬くなることはない。縛られずに自分で想像してみることの楽しさを教えられた。
本は自由を与えてくれる存在なのだ。

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2020年02月29日

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