【感想・ネタバレ】闊歩する漱石のレビュー

あらすじ

夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は、都市小説のさきがけ。そして『吾輩は猫である』は、価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニバルーー。漱石の初期3作をモダニズム文学としてとらえ、鑑賞し、分析し、絶賛する。東西の古典を縦横無尽に引いて、斬新明快に語る、最も自由な画期的な漱石論。漱石の楽しさを語ろう!

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Posted by ブクログ

恥ずかしいことに三四郎は未読なのです(汗) 発想の仕方も文章もしゃれっ気も、まさに知的とはこの事って感じ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏目漱石の『坊っちゃん』『三四郎』『吾輩は猫である』を独自の視点で紐解く一冊。

他作家の作品の引用や、文学史の話になると知らないことだらけで、これをすべて勉強するには時間が足りないと焦る気持ちになる。
でも何も硬くなることはない。縛られずに自分で想像してみることの楽しさを教えられた。
本は自由を与えてくれる存在なのだ。

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2020年02月29日

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