あらすじ
篠田洋が本部長を命じられた首都圏特販部は、大量解雇を目的とした新設部署だった。各部署から集められた精鋭50名というのは名ばかりで、不況下の不動産業界で初年度60億という実現不可能な販売計画を副社長の横山は新設部署に押しつけてくる。しかも社内の他部署からは協力どころか、妨害すら受ける始末。社内で無能とされた部下たちとなんとか陣営を整えた篠田は、奇蹟の大逆転をめざし、大口の取引を取り付けるのだが!?
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Posted by ブクログ
なんだかサラリーマンって悲しいなあと思えてくる。社内で足を引っ張って。。少なくとも会社の上層部がこんなんやったらこんな会社で働きたくない。
結末も救いようがない。唯一の救いは黒幕がちゃんと成敗されたこと。けどその成敗の理由もなあ。。
Posted by ブクログ
最近ドラマでやっていた、不動産会社で集団左遷された50名、期日までに10億円売れるか?主人公が徐々に熱い気持ちを取り戻し、部下とともに売り上げ達成を目指すところや、日記で振り返りながら実際で物語が進んでいくパターンは新鮮でとても読みやすい。
しかし!池井戸潤作品みたいな逆転スッキリを期待していたら、がっかりというかめちゃくちゃ消化不良。超むかつく副社長を倒せず、やけ酒飲んで車に轢かれて死ぬとは・・・。
滝川ってやつが花沢のスパイ行為を最後まで主人公に言わないで自分はちゃっかり事務の春子とできちゃって、こいつが戦犯。
とにかく最終章直前までは面白いけど最後でだいなし。
調べたらドラマはだいぶ改変されててスッキリ終わるみたい、ドラマ見ればよかった。