あらすじ
事切れた被害者の最期のメッセージは、タオルに血液で書かれた「SOS」だった。捜査線上に浮かんだ、幼さの残る無口な少年とは。殺人分析班シリーズ第8作! 講談社文庫「警視庁殺人分析班」シリーズは、講談社ノベルス「警視庁捜査一課十一係」シリーズと同一シリーズです。文庫化の際、改題しました。
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Posted by ブクログ
面白かった。
以前出てきたASCがここで繋がるのかー。
子供の相手など女性ならではな場面が多くいままでとはちょっと違った感じで面白かった。
塔子と鷹野の距離もどんどん縮まっていってるので次を読むのが楽しみになる。
Posted by ブクログ
警視庁捜査一課十一係シリーズ第8弾。
だいぶ話が進んできたなー。
鷹野さんの昔の相棒の死と、テロ組織がなんだか関係がありそう。
塔子と鷹野さんの関係もだけど
すこーしずつすこーしずつ匂わせてきてる。笑
SOSの謎のメッセージから監禁されていた死体を発見。
そこから始まるストーリー。
助け出した9歳の子どもの証言を頼りに、、したいところだけど
なかなか心を開いてくれない!もどかしい!
ただ、お母さんの死を経験して
誘拐、監禁された子どもが
あんなに落ち着いた?精神状態でいられるのだろうか?
お父さんの教えが相当適切で、しっかりしてないと難しいよなー。
でも、まあ面白く読めました。
防犯カメラや聞き込みが、功を制した事件でした。
Posted by ブクログ
今回は被害者が見付かったところではなく、被害者と思われる人を探すところから開始。惹きつけられました。
事件に関わっている9歳少年に心を開いてもらうために、鷹野主任も早瀬係長も、如月さんも苦戦している……少年からも「あんなに小さいのに…」って言われるのは相当だけれど、結末には(これが俗に言うおねショタ…)と思いました。優太くんには警察官なる素質があると思う。
河上さんも上げてから落とされていて気の毒。上條さんは何考えてるんだかまだよくわからない。
俺のそばには如月が!?鷹野さん??
9歳少年が中心で、事件自体は逆恨みみたいなものでいつもより小規模でした。事件に重いも軽いも思ってはいけないと思いますが、創作だともっと重大な動機を求めてしまいます。
Posted by ブクログ
ここまでシリーズを読んでてずっと気になっているのは、平成のいつぐらいの設定なのだろうかとういこと。
尾留川さんのPCについてのくだりから、スマホって2010年ぐらいには普及してたよな?とか気になりました。
今回のSNSも上の世代的なので、読んでて1巻とか何年設定なのか書いてあったっけ、と気になました。
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾
自分としてはシリーズのなかでは一番面白く感じなかった。
キーマンは9歳の男の子。
血でSOSとかかれたタオルと時計が置かれていた。
それを置いたのは9歳の男の子優太。
この子を中心として話が進んでいく。
鷹野は優太から事情を聞き出そうとするが、頑なに話さない。 手を子招く鷹野さんも珍しかった。
犯人も最後の方にさくさくっと出てきてなんか物足りなさを感じた。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目。そろそろ鷹野の過去話に深く触れてほしいところですが、その願いはかなわず……
今回は、あとがきでは少年の存在が新しい点と書かれていましたが、あとがきを読むまでその点にはまったく意識が向いていませんでした(涙)。
個人的には、いつも冷静な鷹野が感情的になる場面が増えたところが一番意外に感じました。過去のトラウマが原因なのか、それとも塔子に対する想いに変化が生じたのか。まぁ、すでにどちらかなのか(あるいは両方なのか)は前作までで分かってるので(笑)、いい加減引っ張らずに進展させてほしいですね。
あとは、どこか頼りなかった尾留川がしっかりしたキャラになってきて成長が伺えたところと、手代木がちょっといいヤツに見えた(ツンデレっぽくて、少し面白かった)あたりに新鮮味を感じました。
事件に関しては……そういえばこのシリーズ、もともと奇怪な殺人現場が売りのひとつだったように思いますが、いまや(このシリーズに関しては)当たり前になってるような…… 本作、そこにさほど驚かなかった自分に気づいて、ふとそんなことを思ってしまいました。
長く続いているシリーズですが、そろそろ大団円に向けて展開してほしい気がします。もしかして「無敗のイレブン」にかけて、全11巻の予定なんでしょうか? そうなると、ちょっと先が長く感じちゃいますねぇ……