【感想・ネタバレ】免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何かのレビュー

あらすじ

最新の免疫学の研究で、だらだらと続く「慢性炎症」が、、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などの発症にかかわる、万病の素であることがわかってきた。健康長寿の人生を送るためには、この慢性炎症を解消することが不可欠だ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説

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Posted by ブクログ

アレルギーやガンなどを「慢性炎症」という観点から捉えた内容.具体的なメカニズムや生体物質の作用がわかって面白い.

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2019年10月27日

Posted by ブクログ

2018年刊。これを書いているのが2024年。医学系の書籍として最新では無いが、素人から見れば知らない考え方が多い。「炎症」と言うと悪い印象しか無いが、「身体を守る反応」なのは当然として。老化や癌化した細胞を処理するのも炎症。心身の無理を自覚する為のセンサーとしての炎症。だから炎症を放置して慢性化させれば病気になるのは当然だよねと。
興味深いのは確かだが、如何せん化学物質・薬剤の名所が多くて、どうしても眠くなる。でも、用語を最低限使わないと免疫の複雑さや面白さも味わえない。
一気読みしようとしない!コトをお勧めします。

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

免疫30パー、慢性炎症70パーという感じかな。
文章が丁寧で主語や目的語や修飾範囲を見失うような文章がほとんどないのが素晴らしい。情報量も膨大。覚えられるか!という感じ。
サイトカインやインフラマソームという部分の基本的な仕組みがわかったのは良かった。
でも免疫グロブリンとかはほぼほぼ一切出てこない。ADEも書いてなかったかなぁ。慢性炎症にテーマを絞るとそうなっちゃうのかな?

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2020年06月02日

Posted by ブクログ

「第1章 慢性炎症は万病のもと」は概説として読みやすかったが、2,3章は用語が頻出で難しい.4~6章は具体的な話で面白かった.体の中で起こっていることはまだまだ分からないことが沢山あることに驚いた.6-3 サプリメントや健康食品はほんとうに効くのか? は、これらの商品の胡散臭さを常日頃から感じている小生としては、最高の記事だ.その中で論文の見方を解説しているが、重要な視点だと思う.

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2019年05月25日

Posted by ブクログ

おぼろげながら知っているつもりの「免疫」や「アレルギー」。

本書を紐解いてまず驚かされるのは、2019年現在においてはかなり研究が進んでおり、「慢性炎症」というものの恐ろしさが詳らかになりつつあるということ。
そして詳らかになる=特効薬が現れるということではない、という厳しい現実にも改めて気付かされる。

専門的な用語が多くたじろぐが、付記されている図表により「わかったつもり」にはなることができる。

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2019年01月14日

Posted by ブクログ

専門的な内容が多く、構成もやや悪く、行ったり来たりするので少し読みにくいです。
面白い内容なのですが、読者は限られてしまいそうです。

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2019年02月15日

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