あらすじ
解体所でスクラップ寸前の「フェアレディS30Z」――。アキオが出会ったバキバキチューンのこの魔物は、かつて3人ものオーナーを飲み込んできたという伝説を持つ、その名も"悪魔のZ"だった――。"Z"の魔性に導かれていくアキオは、超速のポルシェ「ブラックバード」を駆る"湾岸の帝王"と対決することに。そして……新たなる伝説(レジェンド)へ……。熱き想いが、路面を焦がして疾走する。
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クルマをいじる側からの視点
週刊誌掲載時はそれほど惹かれなかったが、まとめて読んでみて、感想を変えた。同時期に出ていた「イニシャルD」がドライバーの視点から見た車へのアプローチだとすると、こちらは「車をいじる側(エンジニア)」の車への思いを感じられる作品だということに、再読して気がついた。そして、とても興味深く感じた。もちろん、実際に描かれた人物たち(特にエンジニア)が実際にいるわけではないだろうが、クルマへの愛情、技術者としてのプライド、実際に事業を経営する人間としの現実との葛藤、自分の仕上げたクルマを操縦してくれるドライバーとの交感、プロ同士でしか交わせない軽妙な会話等、「ヒト」の物語として読める点が素晴らしい。結局、全巻揃えました。
やはり古い
FCだの、2T積んだセリカだの、セリカはもう無いのか、
初めはフェンダーミラですもの、悪魔のZさん。
32のGTRが最新式なのか、ポルシェもたぶんこれ964?
L28ならシリンダーヘッド交換の荒技もありだと思うし、
社外品で24V,dohc 化が可能、
自分ならそうするけど、ここでは敢えてそうした手段を取らずに、
愚直にツインターボを組んで、歪んだ車体に手を入れて、
ある意味バケモノを組んでいく。素晴らしい。
お好みで。