【感想・ネタバレ】新装版 白い家の殺人のレビュー

あらすじ

冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう…。一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第2弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

信濃譲二の家シリーズ第2弾。
最初読んでいて徹が巻き込まれた過去の事件のお話かと思いましたが違いましたね。今回は信濃がやたらと小綺麗に探偵をしていて何だか信濃じゃないみたいでした(笑

トリックのまとめ方も好きです。
最初から最後までムラなく楽しめる本でした。
被害者も加害者も何となく憎みきれないあたりが魅力的なキャラクター作りに長けた歌野先生らしいですね。
犯人はヤス!と騒ぐ徹にうるさいよ(笑)と思いつつも、信濃と徹はなかなか良い「探偵と助手」だと思います。

解説は正直必要無いのでは…。
ミステリーには様々な種類があり、流行のミステリーというのも存在すると思うのですが、そんなに深く考える必要は無いと思います。
楽しめるか、楽しめないか、それだけでも別に良いのでは。
 
何より全歌野作品をヨイショされたところで「えっそれイマイチな作品だったじゃないか…」というのがありましたし(笑

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2011年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

振り子にロープウェイ。
今となっては、あまり驚かないが、当時はなかなか突飛なアイデアだっただろう。

「意図せずに偶然起こった」というのの使い方も面白い。
ラストで明かされる真実も驚き。

王道ともいえる、悪くない作品だった。

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2021年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の事件は良かったと思いますがだんだん面白味のない事件になっていく感じが・・・。市之瀬君の存在がそう思わせたのでしょうか・・・。最後の日記のところは良かった(笑)

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私の推理力は徹並だった。
ことごとく推理する内容が同じで凹んだ。
最後まで何ひとつわからなかった。

1番目のトリックは窓を閉めに行くのとか危険すぎるし、3番目のトリックは…種明かしされても本当にできるんだろうかという感じ。(ミステリーにはそういうトリックも往々にあるが…)動機となった再会についても、偶然を通りこして奇跡レベル。読みものとしては楽しめたが、おススメしたいかは疑問。

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2019年08月10日

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