あらすじ
江戸・旅籠町の古本屋「だるま屋」に集まる、様々な風聞。噂の出所や行く末を追って、旗本の次男坊・秋月伊織が見届ける、涙を誘う人間模様。"書下ろし時代小説の女王"がおくる人情溢れる人気シリーズが、合本版で登場!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
流石に、読みでが有った。
8冊の合本版。流石に、読みでが有った。江戸の庶民の暮らしが、訥々と綴られていて、胸を打った。哀しい話が多かったような気がするけれど、それでも、世の中、捨てたもんじゃないねっていう話も、また有って、悲喜交々…。伊織は、やっぱり元の暮らしに戻って行った。だるま屋の見届け人をしていた事を胸に、上から目線ではない、下々の目線で判断できる善きお城務めを、して貰いたい。いや、してくれるはずだ。