あらすじ
シリーズ累計150万部超、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ。人間の代わりに「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。大貴族から遣わされた四人の姫達は、それぞれに若宮の気を引こうとするが、当の本人が一向に現れない。姫達の不安と焦りが頂点に達する頃、後宮に侵入者がー…。この一件を引き金に、后選びは混迷を極めていく。
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Posted by ブクログ
八咫烏シリーズのコミカライズ。
八咫烏の一族が支配する山内で始まる后選び。
大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
夏から秋、歪な人間関係の中、不穏な出来事が起こる。
夏の章
第七話 南家 第八話 端午の節句 第九話 覚悟の音
第十話 性情 第十一話 まがいもの 第十二話 嘘と真
秋の章
第十三話 七夕 第十四話 みじかき葦
第十五話 不始末 第十六話 手打ち 第十七話 刃
大胆で奔放な浜木綿。矜持が高く感性豊かな真赭の薄。
静謐ながら北家悲願の入内が全ての白珠。
そして無垢で無知なれど琴の技量は一流のあせび。
だが、桜花宮という狭い空間の中で囁かれる噂。
季節の移ろいの中で、彼らの真の顔が徐々に表れてくる。
また、大紫の御前の烏太夫という言葉。
藤波の宮のあせびへの偏った肩入れも。
若宮は、端午の節句の儀式、七夕の宴にも現れなかった。
その後に起る不穏な事件や動き。
果たして、無事に后選びは成されるのか?
雅な雰囲気が豪華な室内の設えや衣裳に垣間見られ、綺麗。
フォントの使い方も良く、心の揺らぎを表現しています。
「烏は主を選ばない」の雪哉や澄尾が登場も良かったです。
しかも、澄尾が凛々しくてカッコいい!
Posted by ブクログ
四人の姫たちだけではなく
それぞれお付きの女房たちもバチバチ。
真赭、1巻は女王様モードだったけど
子供の頃からの若宮大好きっ子さんなのが
わかってからは可愛く思えてきた(*´∀`*)
でも、あせびも同じように
幼い頃、一度だけ若宮と会っている。
いいねぇ、この王道的展開!
しかし、真赭の着物を盗もうとした
濡れ衣を着せられて
あせびと懇意にしていた夏殿の女房が
何者かに殺されてしまう。
きな臭くなってきたぞ。
Posted by ブクログ
・やっぱり白珠怖いじゃないですかー!!やだー!!
・でもやっぱりめっっっちゃやばいの浜木綿な気が。
・藤波の異母姉妹か異父姉妹なのでは。知らんけど
原作未読ですみません。
主人公が箱入り過ぎて、か弱過ぎて、少しイライラしちゃいました(笑) 若宮様もなかなか出てこないし、若宮様は何を考えているのかな? 設定が面白いので、次巻に期待します。