あらすじ
欲しかったのは、あなたの優秀な精子だけ。そのはずだった。二十歳年下の男子高校生から浴びる一心の愛情に触れて、私は高江くんを好きになってしまった。愛されたいと、願ってしまった。でもまた会えばきっと、お腹の子を一緒に育てたいと思ってしまう。だから、決別しよう。この想いから、高江くんから。両想いになって、「最後のデート」が始まる。
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良い話だった
結局最後まで購入して読んでしまった。
前半のドロドロ感が続くのかと思っていたら、話がテンポよく進んでむしろピュアな純愛ストーリーに。
そこでの心理描写はなかなかのもので、久々に読んだ純愛モノに柄にもなくホッコリしてしまいました。
もう1ひねりくらいあってもいいんじゃないかという思いもある一方で、全6巻と比較的短い話にまとめた事が結果として良かったという感じもします。
あと、お兄さんが良い人・いいキャラ過ぎて笑った。
下手をすると主人公の弟よりいい人。
トータルとして満足のいく、良い話、良い作品でした。
~ここから毒舌~
まあ実際、20歳差で女性の方が年上というのは色々大変だと思うけどね。
20歳差以上かつ女性の方が上というのは、私が知っている範囲ではペタジーニ(元ヤクルト、巨人、ソフトバンク)くらい。
彼の場合は奥さんが25歳年上、かつ小学校時代の友達の母親だったというすごい組み合わせで話題になった。
気になって他にも調べたが、20歳差はやはり見かけない。
15歳差くらいならちらほら見かけるが、見た限り男性の方も30歳くらい(で女性が40代後半)とかであり、男性もそれなりの年齢になった後の結婚。
作中でもあるように、18歳と38歳、かつ男性の方が他の女性を知らないという場合はなかなか難しいんじゃないかと思う。
まあ、こんなことを考える事自体、野暮なんだろうけど。