あらすじ
将棋の河辺名人は、定山溪で新鋭の山本八段と最高位戦をたたかう。そこは17年前、対局中に愛娘の誘拐を知らされた因縁の場所だった。名人の不吉な予感は当った。美しく成長した娘・万里が、行方不明になったというのだ。またしても……。江戸川乱歩賞受賞の名作『殺人の棋譜』の続編ともいうべき、迫真の長編推理。
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1984年から85年にかけて、講談社ノベルズで「乱歩賞SPECIAL」と銘打って乱歩賞作家書下ろしを出したうちの一冊。そこに持ち出してきたのが、20年近くたっての受賞作の続編ときた。まぁ「続」でなくて「新」だしこれ単体で読んでむろん問題はない。「殺人の棋譜」で、将棋関係ねーじゃねぇかってさんざ言われたんだろうなぁ。
ひどい
肝心の「最終局」がすっぽり抜け落ちています。
紙の本で言えば落丁、詐欺にあったようなものです。
将棋ブームにつられて購入されませんよう。