【感想・ネタバレ】殺人の棋譜のレビュー

あらすじ

将棋界の俊鋭・河辺真吾八段の愛娘が誘拐された。「身代金1000万円を軽飛行機から投下せよ」というのが、犯人の要求であった。折りしも河辺八段は、将棋最高位を賭けて不敗の名人と対局しなければならなかった。犯人追求の行方と勝敗の帰趨が絡み、異常なスリルを醸す、第12回江戸川乱歩賞受賞作。

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Posted by ブクログ

第12回江戸川乱歩賞。
主人公は新進気鋭の棋士・河辺真吾八段。娘が突然誘拐されるが、最高位戦で名人と一世一代の対局をしなければならない。
代わりに、須川刑事と義父の内田が犯人を追い詰めるが、ことごとく逃げられた上に、2人組の犯人がどちらも殺されてしまう。
殺人犯の正体と誘拐された娘の行方が明らかになった時は、パァっと明るく視界が開けたような感じ。棋士の勝負へのストイックな姿勢や、家族愛なども伝わる作品。

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2011年01月08日

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