あらすじ
子どもは大人のように、上手に寝れません。だからこそ、ママやパパを悩ませる「子どもの睡眠トラブル」が起こってししまいます。本書では科学的なエビデンスに基づいた「子どもの睡眠」解決プログラムを紹介。ねんねトレーニングをいきなりしようとしても、成功確率は低くなります。まずは子どもに必要な「睡眠の土台」をしっかり作りましょう。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
子どもの睡眠に関する本はいくつか読んだが、この本が一番好感が持てる。睡眠の土台づくりの大切がきちんと伝わってくるし、親子ともに、心が満たされることも睡眠の土台のひとつとなっていることで、昼間の過ごし方を見直せる。心が満たされ、信頼関係を築けていれば、ひとりで寝るのもうまくいきそう。
Posted by ブクログ
■0~3か月
・0~6wごろ:21-23時就寝 /6w~3mごろ:20-23時就寝が理想
・6-8wごろ:夜の睡眠時間がだんだん長くなってくる。
完全に寝付く前、うっすら目があいている状態のときに寝床におく
「しぃーっしぃーっ」と声かけ。特に最初に朝寝はセルフねんね高成功率。
・3か月すぎ:ゆらゆら、スイング寝かしつけやめる。夜はOK
■ねんトレ成功に必要な<睡眠の土台>
①子が疲れすぎる前に寝かしつけ
②睡眠環境
・起きたら15分日光浴/寝付くときと起き抜けを同じ状況にする
・湿度40-60%/厚着させすぎない
・寝るときは真っ暗かおやすみライト(授乳も)
・ぐっすりノイズ一晩中
・睡眠1h前にはデジタルデバイスOFF
③ねんねルーティンの定着
ex)おふろ→パジャマ→歯磨き→本2冊→電気を消す
*お風呂あがった後45分で終えるのが理想
*一貫性をもって毎日行う。子のリクエストには境界線をはっきりと
*消灯前にワンステップはさむと◎
*1歳半ごろにはねんねルーティンチャートを子の見えるところに
■フェイドアウトメソッド(6m以降実施、2週間は継続)
・父母どちらかが一貫して担当
・寝かしつけのおっぱいは× 夜間授乳必要な場合はドリームフィード
・子が自ら横になるのを促す。触らない
・触れる時の主導権は親。泣いたときのみ親からトントン
・1y以降はぬいぐるみOK、手渡さず、そばに置く
・ギャン泣きの時は 「声かけ」>「トントン」>「抱っこ」
→完全に寝付く前にあやすのやめる
<HOW TO>
①ねんねルーティン後→寝る時間だよ、大好きだよと声かけし、起きている状態で寝床におく
②親は所定位置につく
~3日目 寝床の隣にすわる ~6日目 寝床とドアの中間 ~9日目 ドアの前
~12日目 ドアの外 13日目以降 完全に見えない場所
③ぐずったら小さい声で「大丈夫だよ」と声かけ
④ギャン泣きしたら 声かけ>トントン>抱っこ。完全に寝付く前にあやすのやめる
⑤落ち着いたら寝るまで何もせず座る
⑥完全にねついた15分後、部屋を出る
■その他
・早朝覚醒しても、本来起きる時間までは入室しない。ギャン泣きしたら入室→そのまま寝室でつまらなそうにする→本来起床時間になったらおおげさにおはよう!と言ってカーテンを開ける
・添い乳は夜間起きる回数増やしてしまうので、寝付く前におっぱいから口を離すように。寝る瞬間と起きた瞬間の状況が一致している=安心する
・抱っこしたまま寝落ちさせない!
・仕事復帰:復帰1か月前~1週間前までに生活リズムの定着を
・1日のトータル睡眠時間を確保する(園でどれくらいお昼寝してるか✓)
■睡眠に対する食事
〇バナナ 乳製品 納豆 鉄分 マグネシウム
×チョコ アイス 菓子 揚げ物
*書評
メソッドは親の忍耐力が試されそう&夫の協力不可欠。ひとりが専任でメソッドを実施する必要があるため、時間シフト制ができないのがデメリットか。
寝付く前に寝床に置くというのも、育児初心者には見極めが難しそうなので、ねんトレの参考程度に。ただしフェイドアウトメソッドはHOW TOが容易でわかりやすい(理解とできるは別だが…)
実際の寝かしつけで悩んだら再読したい。