【感想・ネタバレ】自立が苦手な人へ 福沢諭吉と夏目漱石に学ぶのレビュー

あらすじ

ワーキングプア、格差拡大、正社員の過重労働、リストラ不安、税・社会保障費の負担増など、日本人の「不安」は、近年、ますます増大し、多様化している。そして、若者から高齢者まで身を寄せ合い、息を詰めるように暮らしているのが、日本人の現状だ。「自立」できない…、多くの日本人が抱えている本質的な問題といえよう。こうした日本人の悩みを近代日本の始まりから学び直し、緩やかにときほぐすことが本書の主題である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自立、自由、強欲弱者をテーマに、現代の問題を、福沢諭吉、夏目漱石の言葉を引用しながら、解説し、解決案を提示している。

江戸時代から21世紀までの、自立への思想の歴史を見ながら、現在がなぜこのような状態に陥っているかを見る。

自立をテーマにしながらも、結論として出てくるのは、
「つながり」であったり、「コミュニケーション」。
とても興味深い結論である。

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2011年03月31日

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