【感想・ネタバレ】歎異抄のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

南無阿弥陀仏

南無(帰依する)
阿弥陀仏(阿弥陀様のところに)

阿弥陀様を信じて念仏を唱えれば
だれでも阿弥陀様が待つ極楽浄土にいける

他力本願
よいことをしたか、悪いことをしたかではなく
自力なのか?他力なのか?が大事

阿弥陀様のお慈悲は、ただあなたにすがりますよという他力の心に向けられる

自力の行いはすべて「善」

みんな煩悩の支配から抜け出せない悪人だというのに、善人は自らの善行を誇って、阿弥陀様の慈悲を遠ざける

要するに、救われるには自分が悪人であることを自覚しろってこと

念仏を心から喜び、急いで浄土にいきたがるものに阿弥陀様の救いは必要ない

どんなに念仏しても心から喜べないという悩み
どんなに教えを受けても往生を喜べないという悩み
これは煩悩、凡夫ゆえの悩み

阿弥陀様のたてた願いは、凡夫救済
他力の悲願は、われらのためにある

往生を喜べない自分の心を嘆くより、
それでも見捨てずお救いくださる阿弥陀様の悲願を頼もしく思いなさい


悪に開き直って自分で罪を犯したつもりでも
実はその罪は前世からの業がつくったもの

その罪を誇らしげに批判する念仏者は、
他力の信心を忘れて自分の正しさをひけらかす偽善者
自分を賢い人間、よい人間と思いこむ「偽善」こそ一番阿弥陀様の慈悲を遠ざけるモノ

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2021年03月21日

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