【感想・ネタバレ】恩讐の鎮魂曲のレビュー

あらすじ

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏 腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺 人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だ ったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に!

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ネタバレ

オーディブルにて

被害者が暴力的になってしまったきっかけは、
やはり船の事故だったのだろうか。
事故以降の被害者の気持ちも知りたくなった。

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2025年06月04日

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ネタバレ

御子柴シリーズ3作目

ラストの稲見教官の無罪にならない展開はなんとなく予想できたが、人間らしくなってきた御子柴の魅力が際立った作品だった。
最後の凛子ちゃんの手紙はグッとくるものがあり、御子柴は救われてよかった。
凛子は御子柴のような弁護士を目指し、御子柴はこれからも奈落から手を差し伸べる人を助け続け、お互いの存在を糧に生きていくと素敵だと思った。
将来凛子が弁護士になった作品ができて欲しいと思った。

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2025年05月31日

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ネタバレ

シリーズ第3弾

悪辣な弁護士 御子柴がどんどん人間臭くなっていく(褒めている)

韓国のセウォル号の悲劇を彷彿とさせる
海難事故からどう展開していくのかと思いきや
伏線に次ぐ伏線の回収がおもしろい!!
渡瀬刑事のちょこっと登場も憎い。
恩師をただ助けたかった御子柴の無力感、焦燥感
倫子の手紙で少し救われたと思いたい。
毎回ちょこっと泣かせに来る。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかの恩人稲見教官が被告人。
御子柴に任せてたら情状酌量有りになって何なら無罪も勝ち取れてたかもしれないけど、
弁護人に協力するどころか、性根が真っ直ぐで曲がったことが大嫌いという稲見教官らしく「罰を与えて下さい」の一点張り。
「犯した罪には相応の罰をもって償う」そう教えてきた自分が無罪になるのは今までの自分を否定すること、かつ無罪の為に〈緊急避難〉の適用になるのはあの悪辣な獣と同じになるから耐えられないーーー。
…という稲見の気持ちもわからんでもないけど、極悪非道の輩から他人を助ける為の行為だったんだから無罪とまでいかずとももう少し減刑を望んでもいいはずでは…?と思わずにいられないなぁ…

でも御子柴が思う贖罪と稲見が思う贖罪の意味が違うと言われてしまうともう何も言えないな…

贖罪とは?
改めてその意味を考えさせられる…

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2024年10月23日

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