【感想・ネタバレ】ヘレン・ケラー自伝 (新装版)のレビュー

あらすじ

ヘレン・ケラーは19世紀後半、アメリカに生まれた社会福祉活動家です。この本は彼女が22歳のときに書いた『わたしの生涯』の翻訳として、かつて刊行されたものをもとにしています。見えない、聞こえない、話せない、の三重苦を、驚くべき努力と周囲の支援で乗り越え、やがて障害者教育、福祉の発展に尽くしました。 巻末には、ヘレンの教育者・サリバン先生の生涯について、東海大学教授・鳥飼行博氏の解説を収録。

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Posted by ブクログ

子供と一緒に読みました。
途中で何度も「ママ、泣いてる?大丈夫?」って言われながら。

子供の頃に読んだ記憶はありますが、大人になってから読むとやはりまた違った角度から(例えばヘレンケラーの親の気持ちを推し量ったりとか)様々な事を考えるので、さらに感慨深く、学びが多かったです。

まず目と耳の不自由な女性自身が、この自伝を書き上げた事に驚かされます。当時の時代で、一体どれだけの努力が必要だっただろうと。
お話の内容はご存知の方も多いと思うのですが、やはり自伝で読むと、ヘレンケラーの感受性の豊かさや純粋で前向きな心に深く心を打たれます。

できない事ではなくできる事に目を向け、彼女が自分自身をとても幸福だと語っている事、素晴らしいです。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヘレン・ケラーの自伝。
1880年6月27日、アラバマ州のテネシー川のほとり、タスカンビアという小さな町でヘレン・ケラーは生まれました。生まれた時は元気で、言葉も早く話しはじめた。けれど急性の胃と脳髄の充血で高熱が出て、一時は医者も助かる見込みは無いと思ったほど。けれど熱は下がり、ヘレンは生き残れた。けれど、見る事も聞く事も出来なくなってしまったのです。

自分の思いを伝える事も出来ず、かんしゃくばかりだったヘレンには教育が必要だった。そしてアレクサンダー・グラハム・ベル博士を紹介してもらった。ベル博士は電話の発明で有名であると同時に、目の見えない人や、口のきけない人の話し方なども研究していた。そしてベル博士からの紹介でサリバン先生がやってきたのです。

ものの名前も何も知らず、ただかんしゃくを起こしていたヘレンに、サリバン先生は根気よく、ヘレンに教えていきました。

ものに名前がある事、ものでない概念にも名前がある事、たくさんの物語を、外に出て自然の事を、社会の勉強を。

高校にも通い、大学の受験にも挑戦した。けれど教科書で、点字になったものは少なく、サリバン先生だけでなくたくさんの、人の協力で、授業についていくだけで大変だった。ヘレンの頑張りを見て、 手話を覚えてくれる友達ができたり、教師たちもサリバン先生だけに負担がかからないように協力してくれたりした。

伝記といえば、文章のプロが書くのが普通だけど、これは自伝。しかも、ヘレンには素晴らしい感受性がある事がわかる。

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2018年09月18日

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