ぱっと見たところ、タイトルや表紙から暗い印象を受けますが、実際はすっきりした強い気持ちになれる話でした。
ひたすらにギャグっぽいわけでもなく、ひたすらに甘い恋愛物でもなく、ちょうどよい塩梅のお話です。
主人公である染井吉乃の、芯の通ったかっこよさが素晴らしいです。
また、吉乃のスタイルとファッションが素敵です。吉乃の不機嫌になると姿勢が悪くなるところも素敵です。
さらに、吉乃の婚約者である霧島の何をしでかすかわからない不気味な感じと、吉乃に対する一周回ってピュアであるというギャップもよいです。
関東と関西の違いという視点でもストーリーが楽しめるので、関東と関西のギャップを感じたことのある人にもお勧めです。
感情タグBEST3
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いつも新刊が楽しみな作品で、期待どおり8巻もとても良かったです。今まで少しだけ出てきた霧島の過去がしっかり描かれていて、やっぱり小さいときから霧島は霧島なんだなと再認識させられました。そして中一の吉乃の描かれ方がカッコ良すぎました!
Posted by ブクログ
霧島の過去がようやくわかる回。
今まで霧島の吉乃へ向ける気持ちがぐにゃっとしてると思ってたけど、これ読んだらしてはおるけど、純愛?ストレートに愛が伝わってきて何か嬉しくなった。なんでか知らんけど
明かされる執着の原点
とにかく霧島の頭のネジは初めからぶっ飛んでいるということがよくわかる巻だった(笑)
トチ狂い霧島(褒め言葉)になるきっかけが幼少期にあったのかと思ったけど、幼少期で既にあぁだったとは・・・。
それとも、もっと前に何かあったのか?
あそこで霧島に気がつく吉乃もまた常人じゃない(笑)
オオカミかでっかい犬というのが、あながち間違いじゃなくて笑ってしまった。