【感想・ネタバレ】女狐のレビュー

あらすじ

お前、私と相対死しておくれでないか――女の一言が男を出口なしの恋の地獄へと落とした。大店の若内儀・お艶との心中の仕損じから落ちぶれた伝次の、無惨きわまる恋を描く表題作をはじめ、市井に咲いた毒の花・悪女を凄艶に描いて鮮やかな時代小説デビューをかざった傑作短篇集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

栗本薫の時代ものの最初の作品とのこと。
解説の紹介によると栗本薫は,史実に基づいた作品は書かないとのこと。

本書も,短編で江戸時代の女性の生き方の一端を表現している。
栗本薫らしく、裏社会、下層社会の描写が鋭い。

どこから着想しているのか,後学のために調べたい。

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2012年01月02日

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