【感想・ネタバレ】享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」のレビュー

あらすじ

戦国時代は「応仁・文明の乱」より13年早く、関東から始まった――。 享徳3年(1454)、古河公方と上杉氏の対立に始まる仁義なき抗争。以降30年近くにわたる戦乱を著者は、「享徳の乱」と称すべきと学界に提唱した。本書はこの用語をメインタイトルとし、「戦国時代の開始=応仁の乱」という根強い「国民的常識」を正さんとする著者年来の宿願である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

享徳の乱を戦国時代の始まりと位置付け、古河公方と関東管領上杉家の争いを追っていく。

特に、各地に散っている所領が、戦国時代にその土地に根付いた武力勢力によって「強入部」されることで、守護、守護代による間接支配から、直接支配になっていく様子が面白く読めた。

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2019年05月09日

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