あらすじ
同一人物が連続死! 恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは! 時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。
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Posted by ブクログ
違和感があった部分が最後に解決し、伏線回収のうまさを感じた。
結局何が起こったのかと言われたら何も起こらなかったのではあるが、これこそ主人公が望んでいた世界なのではないかと感じた。
Posted by ブクログ
なるほど!だからこのタイトルなんだ!と驚きました。座布団での殴り合いシーンがお気に入りです。とにかく先が気になって気になって一気に読みました。友理さんの台詞であれ?っと思いましたが繰り返していた日が思っていた日付でないことは全く分かりませんでした。騙されました!面白かった。
Posted by ブクログ
タイムリープ系ミステリーとして有名な作品だが面白かった!
久太郎は度々1日を7回繰り返す反復落とし穴に落ちる特異体質で、子供の頃から余分に時間を生きているからか妙に落ち着きのある高校生。資産家祖父の遺産を巡る家族の泥沼争いや、兄といとこたちの恋路をどこか達観していた。
ある日祖父の後継者発表のために一族が集まったとき、久太郎は反復落とし穴に落ちる。そしてオリジナル周では起こらなかった祖父の殺人現場を目の当たりにする。
祖父を救うため極力オリジナル周に近づけようとするが、何度も繰り返される殺人、、なんとも面白い設定だろうか。
てっきりもう一人反復落とし穴に落ちる体質なのだと思っていたが、まさかの結果だった。面白かったので迷ったが、結構終わりが若干泥沼化していたり、あっさりめだったりしたので好みの問題で星4にした
Posted by ブクログ
ループものは苦手なはずなのに、この作品はめっちゃ楽しめた。
《同じ一日をループする》という特異体質を持つ久太郎は、祖父の死を回避しようと試行錯誤するも何故か失敗に終わる。
どうして回避できないのか。
これが一番の謎なわけですが、解けた瞬間「うっわ、そういう事か!」と。
その後、さらにもう一段階あって、もうめちゃくちゃ面白かった。
コメディ要素もあるし文章も読みやすい。
そして何よりストーリーが面白い。
この方の他作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
とても読みやすい作品で一気読み。
タイムリープもので、同じ1日を繰り返しているが、主人公が行動やアプローチを変えることで登場人物の意外な一面が垣間見えたり、一家まとめて大乱闘になったりと、コメディ要素が強いが謎もしっかりあって引き込まれる。
主人公がいいキャラをしており、高校1年生なのに、タイムリープ体質のため、人より長く日数を重ねる影響により実年齢の倍の精神年齢と言うことで、常に丁寧な口調、そして言い回しがじいさんなのが好きだった。
Posted by ブクログ
途中まで、設定の面白さや主人公の思考の落ち着き様が面白くてスラスラ読めました。
が、最終週のハッピーエンドは無理やりな感じがしました。例えば、両家の父親を失職させた祖父が、あんな簡単に後継問題を丸く収めるのか?とか。
また、終盤のからくり説明の部分も長めというか、かなり丁寧に説明しているなという感じ。
途中までが面白かっただけに、なんとなく最後には少し物足りなさを感じました。
Posted by ブクログ
はからずも、正月に正月が舞台のミステリを読むとは。
これがループもの…ただもうその設定だけでも面白かった上に、どんでん返しもあったり、非常に面白かった。
キューちゃん好きやわ。
Posted by ブクログ
タイムリープ系でおすすめに出てきたので購入。
正月の親族の集まりから始まる。父との生活に嫌気がさした長女と三女は家を出ることに。残された父と次女は2人で心中を図ろうとするも最後に買った馬券が的中。そこからレストラン経営で莫大な富を築く。長女と三女は互いの家族を跡取りにしてもらうため新年の挨拶に顔を出すようになる。そこでは特殊な決まりがあり…。
主人公のキュータロウは特殊な体質で突如同じ日を決まった日数繰り返すことがある。今回は親族の集まりで発現し、祖父の死をなんとか避けようと奮闘する。イレギュラーな事態を繰り返し、その都度手法を変えて避けようとするが因果律は祖父の死へと近づいていく。
30年近く前の作品なので読みづらさというか台詞回しが物語の人物の台詞らしさがあり少々抵抗感あり。
しかし、最後の種明かしというか友理さんの考えで散らばっていたピースがつながるところはスッキリさせられた。